眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

2月の鬼たち(アクロスティック)

2018-02-28 12:26:10 | 短歌/折句/あいうえお作文
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煮え立つ金の
高まりを
一歩引かせた
焦点の歩

折句「鬼退治」短歌


まもなく2月が終わろうとしている。終わらない月はない。その中に2月はかなしいほどに含まれていた。少し前は夏だった。人々は半袖を着てかき氷を食べたり、スイカを割って馬鹿騒ぎをした。それでも暑い暑いと嘆き続けた。それからすぐに12月がやってきて12月は花火のように終わった。そしてまた2月が終わろうとしていた。2月は早く過ぎるという。鬼にとってはどうだろうか。人間を敵に回して戦うことを強いられた、鬼等からすればどうだったろうか。知恵をつけた人は逃げも隠れもする。それは人に与えられた選択だ。だけど本当にそうしたいと願うのは、鬼の方かもしれない。


おかわりを
二十四回
頼んだら
いっぱいだもう
しめはお茶漬け

折句「鬼退治」短歌
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