眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

ウォーズの共演者

2021-01-26 10:23:00 | 将棋の時間
「真夜中の対戦者たち」

将棋ウォーズにログインすると
驚くほどのスピードで手合いがつく
相手が人間だと感じれば
どうしてこんなに楽しいのだろう


「倒してみせる/いい将棋をつくる」

3分切れ負けルールで、将棋になるためには
互いの協力が必要だ
戦う意思、つくる意識がなければ
まともな将棋にならないだろう
詰み/終盤までたどり着けることが
まずは大事じゃないだろうか


「6分で終わるドラマ」

寄せ切れるかどうか
ギリギリの勝負
時には作ったような結末になったり
最後の1秒にドラマがある


「攻撃の孤独」

仕掛けなければ仕掛けられる
仕掛けなければ備えられる
仕掛けたところで二の矢がない
孤独と隣り合わせの攻撃


「逞しくなりたい」

よく逆転負けをする
寄るはずのない玉を寄せられたりする
穴熊もいいけれど
受けも強くなりたいなら
色々試してみるのも手


「困ると時間も使うもの」

寄せ切ることは大変だから
時間でも競っていることは大事
時間で勝とうとするのではなく
上達を目指すなら指し手を追究すること


「ミスはつきもの」

ミスをした時に
リカバリーする力をつけたい
出だしを間違えているのに
ちゃんと正しい文字にしてしまう
そんな人がいた
辻褄を合わせられる人になりたい


「AIが解放した序盤」

色々やってくる人
無茶苦茶にやってくる人
ああ 好きにやっていていいな
(自分もそうありたいと思う)
探究している感じがする

考えずに生きることもできる
勝つことだけを考えると
あまり「冒険」はできなくなる
一局の中で指せる手は決まっている
(本当に自分の選べるのは何手だろう)
なぞるのと自分で考えるのとでは
「充実感」が違うのだ
それは疲労の度合いでもわかる

自分が何をテーマにしているか
それによって選ぶ手は決まってくる


「未知の局面で悩みたい」

本気で考えたい時には
少し長い10分切れ負けルールを選びたい
切迫していく時間の中で
どう指していいかわからない
局面を乗り越えようともがくことは
将棋の面白さの1つではないだろうか


「ファッション」

(やたらと右四間飛車ばかりとか)
流行り廃りだけではなく
自分のスタイルを持っている
人は「ハート」が強い
好きなことは繰り返せる
(だから強いのだ)
食べること、眠ること、生きること
好きでないとやってられない


「序盤が実は難しい」

終盤は難解だが
上手い人のをみたり、実戦を積んだり
詰将棋を解いたりすることで上達する
序盤はあまりにも手が広すぎる
定跡は参考になるが
うろ覚えで指して失敗することも多い
(失敗を恐れずいこう)


「なるほどは上達の秘密」

現代では難しい定跡書に頼らずとも
YouTubeで学ぶこともできる
四間飛車で棒銀を迎えるとしたら
山口さんの講座などは
とても参考になるはずだ
隅々まで理解することは難しくても
部分部分で
「なるほど」と思える瞬間があれば
それは定跡の急所を理解した証だ
無理に覚え込もうとするよりも
「なるほど」を獲得していく方が
よほど応用が利くのではないか

AIソフトを活用する
という手もあるだろうし
いずれにせよ
教わったことをただ「受け取る」のではなく
自分なりに吸収していく姿勢が大事だ



※『将棋ウォーズ』……ネット対戦アプリ

コメント
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