コメントをくださっていたのに、お返事が遅れてすみません。
まだ慣れていなくて、毎日投稿することに気をとられて、
コメントを見過ごしていました。ひどいですね。ごめんなさい！
再発だそうですが、とても積極的に海外へも行っていらして、
乳がん患者のお手本です。再発した友人は昨年は夫と
地中海の船旅をしましたし、今年はハワイだと言っています。
乳がん患者であってもなくても、再発でも初発でも、もしかしたら
明日にでも交通事故で死ぬかもしれません。後悔しないように
精一杯生きることは同じです。楽しみましょう！
ゴルフ続きになってしまうのですが、ゴルフで有名な人は
タイガー・ウッズです。でも彼が女性問題でダメになってから
世界ランクの一位になったのが、フィル・ミケルソンです。
ゴルフが好きな人でないとピンとこない名前かもしれませんが、
強くて左利きで紳士で素敵な人です。そしてもう一つ素敵なのが、
奥さんとお母さんが同時に乳がんの手術をして、それからは
いつも試合でピンクリボンを着けるぐらいの愛妻家です。
そしてなにより、それまでは優しすぎてメンタル面でイマイチ
だったのが、奥さんの乳がんのおかげですごく強くなり、
なんと世界一にまでなったことです。
我が家の夫はゴルフキチガイなので、なんとかミケルソンを
目指すとゴルフの練習に励んでいます。とても強いのですが、
やはりメンタル面の弱さがあったので、私の乳がんが少しでも
役に立つと嬉しいですね。乳がんの妻をもつとゴルフが強く
なるのです！
友人の悩みを私の乳がんを切ってくれた主治医に相談しました。
私の主治医は「ストイックになっても何もよいことはないので、
カートのあるところ、アップダウンのあまりない場所など無理を
しないようにゴルフを楽しむのは何も問題ない」と言って
くれました。
さっそく友人に伝えたら、悩んでいたのですごく嬉しかったそうです。
お医者さんによっては慎重な方と楽しみなさい！と言う方と
いろいろあるのですね。もちろん無理はいけませんが、やはり
楽しむほうが良いと思います。
１５年前に乳がんの全摘でリンパも全摘した友人は、主治医が
「リハビリになるからゴルフぐらいしても良いですよ」と言ったので、
真面目にリハビリのつもりで動かない腕を少しずつ動かして
ゴルフをしたそうです。しばらくするとだんだん動かしやすくなり、
リハビリになったと言っていました。
でも他の先生にゴルフをしていると言ったら「よくないね」と
言われたそうなので、もし主治医が違えばゴルフをして
いなかったと言っていました。彼女は今でもゴルフを楽しんでいて
「しなさい！」と言ってくれた主治医に感謝しています。
今年になって乳がんが脊髄と鎖骨に転移が見つかった
友人は、まだ自覚症状がないのでとても元気です。
主治医も「軽くゴルフぐらいはしても良いですよ」と
言ってくれたので、たまにゴルフをしていました。
ところが１０年前の初発の時の主治医に会う機会が
あり、骨の転移のことを報告したら、「骨折が怖いから
半年はゴルフはダメです。転ばないようにしてください。」
と言われたようです。
お医者さんによって反応は違うのですね。素人の考えだと
半年過ぎると痛みが出るかもしれないし、半年はゴルフが
ダメというのはピンときません。痛みが出ない間は好きな
ことをした方が後悔しない気がします。
近藤先生の「私がすすめるがん治療」を読みました。
週刊文春や文芸春秋の２月号にも抗がん剤は効かないの
刺激的な文を書いていらしたので、興味津々でした。
長い文について全部の感想を書けないのですが、個人的には
ますます抗がん剤はしないで覚悟しようと思いました。
なぜ抗がん剤の意味がないのかがすごく分かりやすく書かれて
います。
でも実際に抗がん剤をして頑張っている患者さんにとっては、
この理論は辛いです。近藤先生は放射線や外科的にがんを
取る事ができれば、それはする意味がある。ただし自覚症状が
なければ、早期発見や早期治療には意味がないとまで
おっしゃります。
再発をするかどうかは、そのがんがガンだったのかがんもどき
だったのかの違いだけで、手術後の検査も不要だそうです。
乳がんの７割から８割はがんもどきなので、切らなくても
命に別状はないとまで書かれています。
いろいろ考えさせられました。
