じゅんむし日記

心は急いでいる。それなのに、何も思い通りの形にはなっていかない。がまんがまん。とにかく、今できることから始めよう。

三九郎

2008-01-14 | 子育て・家族
三九郎―

子供を中心にした、古くから松本地方に伝わる行事が、わが町会でも1月13日に行われました。
本当は12日に行われる予定でしたが、真冬だというのにその日は雨!
おかげさまで13日は天気もよく、昨年吹雪の中で三九郎作りをやったことを思うと、身体の動きがとても楽でした。(よしよし)

三九郎作り―

3本の長い柱を三角柱の形にして、松葉(お正月の松飾りとか)やダルマなどで飾ります。

昔は、6年生の子供が中心になって組み立てられたようですが、
今では子供の数も少なく、昔のように次の学年へと受け継がれていくことも無理になってしまいました。

私たち親でさえ、これを組み立てることは不可能です…(^_^;)

そして、毎年毎年組み立ての得意なおじさま方(お孫さんもいるような)にお世話になるのです…(わーん、今年もありがとうございますぅー)

高く積み上げられた松飾りは、さすがに見事です!
役員で忙しく、写真を撮るヒマがなかったことが本当に残念です…。
(役員がカメラ持ってパシパシやってたんじゃまずいかなーと…)

点火―

薄暗くなった午後5時、いよいよ点火です。
6年の男の子が点火棒に火をつけてもらい、点火します。

そうすると、炎は瞬く間に高々と上がり、私たちを赤く浮かび上がらせました。
あまりの勢いに、歓声とどよめき。

柱が参加者のほうに倒れてこないかと心配しましたが、
3本の柱は、見事に中心に向かって折りたたむようにきれいに倒れていきました。
おぉー!(感嘆の声)

まゆ玉―

勢いよく上がった火柱もすぐに落ち着き、
おき火になったところで、やなぎの木に差したまゆ玉を焼きます。
このおもちを食べて、今年の健康を祈ります……という余裕は、その時すっかり消えています^^;

「焼けたかなー?」「わっ、真っ黒になっちゃったー」
なんて言いながら、はふはふ食べます。

火がほとんどなくなると、ヒュルーっと冷たい風を感じ、とたんに寒さがよみがえります。
三九郎も終わりです。

今年も無事に終わりました。
本当に皆さんに感謝です。



神田町会のホームページからお借りしてきました。
http://park18.wakwak.com/~kanda-m/index.htm
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