20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

包装紙展

2015年10月21日 | Weblog

          

          

 ラッピング用の、包装紙の展示会をやっていました。

 いまどきは、包装紙といっても、目をみはるようなうつくしい紙で包んでくれこともあります。

 

 でも、こんなシンプルなデザインの包装紙も、渋くていいです。

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夕暮れの三日月

2015年10月20日 | Weblog

           

 秋の空は、高く澄んでいます。

 ふと、見上げるとうっすらとオレンジに染まった空に、小さな三日月が・・・。

 三日月の下は、東京湾あたり。

 羽田へ向かう、飛行機のあかりが、ときどきチカチカ光ります。

 間もなく、あたりは漆黒の闇につつまれていきます。

 秋の夜長は、静かで、つい時間を忘れてしまいます。

 

 今日は夕方から、日本児童文学者協会の10月の定例理事会です。

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萩の花

2015年10月19日 | Weblog

         

         

 萩の花と言ったら、万葉集でいちばん詠まれている花です。

 まさに秋の叙情の代名詞と言っていい、お花かも知れません。

 写真は、お買い物で歩く公園の萩の花です。

 昨日は、アオサギもいました。

 眼光鋭く、警戒することもなく、人間たちを見つめています。

          

 この細長い公園には、四季折り折り、いろいろな鳥がいて、いろいろな花が咲いています。

 歩くたびに、季節の移ろいを実感させてくれます。

 

 ついこの間まで、7時頃までは夕日が差し込んでいたのに、近頃は釣瓶落としのように日が暮れていきます。

 秋の夕暮れのお買い物は、気持ちばかり急かされます。

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直売会

2015年10月18日 | Weblog

        

「おいしくて安い野菜をお届けします」

 これをキャッチフレーズに、昨日はマンションの集会ホールで、お野菜や果物の直売会が行われました。

 はじめての体験です。

 

 管理組合の理事会の、理事の女性の皆さんを中心に作っている「コミュニティ活動委員会」は、実に創造的でアクティヴです。

 夏には大規模な、夏祭りもやってくださったようです。

 金魚釣りや、ヨーヨー釣り。仕上げは、大パーティだったそうです。

 あいにく予定が入っていて、参加できませんでしたが。

 クリスマスには、この集会ホールでプロの方たちをお招きし、クリスマスコンサートが開かれます。

 これも、まだ一度も参加したことがありませんが・・・。

 

 そして今回は、こうした直売会。

 午後1時の開始と同時に、お部屋にアナウンスが流れました。

「ただいまより、開始いたします」

 袋をふたつも持って、エレベーターで下へおりていきます。

 集会ホールへの廊下は、住人の皆さんでいっぱいです。

 私は、柿、みかん、キャベツ、小松菜、人参、茄子、ピーマンを買いました。

 存じ上げるお顔の方もたくさんいらして、「あら、お久しぶり!」と声をかけあい、その場を去ります。

 なんと、20分で完売だったそうです。

 

 20階には、子どもたちの遊び場ルーム」があるのですが、そこでは本の貸し出してもいます。

 私も頼まれて、ダンボール2箱の児童書を寄贈しました。

 でもいつも、借りられています。

 都会の大きなマンションでは、こうした住民同士のコミュニティを考え、活動して下さっている委員の方々がいらっしゃることが、ほんとうに大きな潤滑油になっています。

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断舎離

2015年10月17日 | Weblog

         

 小さなお花のオブジェです。

 

 ふいに、リビングを模様替えしたくなりました。

 いつも直感的なひらめきからの、行動です。

 ベランダにそった、窓側の一角をすべて模様替えしたいと思ったのです。

 エレクトーンとピアノを、そろそろ処分したいと思ったのがきっかけです。

 楽器の処分は、いちばんたいへんらしいと聞いたからです。

 粗大ゴミでは出せませんので。

 

 エレクトーンは、私が使っていたもので、それを使って娘が習い始め、ステップアップしたので彼女用に買い換えたものです。

 ゴミにはだせないので、区役所で紹介していただき、専門の業者の方に有料で運んでいただきました。

「これ、いいエレクトーンですよね」

 運び出しにきてくださった方が、しみじみおっしゃっていました。

 まだまだ充分使えるエレクトーンで、チビちゃんたちが遊びにくると弾いていました。

 運び出す瞬間、ちょっとだけ喪失感に襲われました。

 ピアノは昔、私が使っていた、古い古いものです。でも業者さんは、「ピアノなら無料で引き取りますよ」と。

 

 今回はエレクトーンだけでしたが、そのうち決心を固め、ピアノも処分しようと思っています。

 業者さんは、さすがに目が早く「ウッドベースもありますね。チェロも。このあたりの楽器でしたら、ピアノといっしょに無料でひきとりますよ」と。

 コントラバスは息子が、大学・院生時代に入っていたジャズ研で、サックスと一緒に弾いていたものです。

 チェロは娘が、中・高時代、学校のオーケストラで弾いていたものです。

 コントラバスはインテリアにしているので、いまのところ、捨てる気持ちはありませんが・・・。

 それぞれ、どれも、思い出がつまっているものばかりです。

 老前整理という名の断舎離は、それをいさぎよくやると、胸がひきさかれそうになります。

 けれど前を向いて、より暮らしやすい空間を作るためには、仕方ありません。

 

 エレクトーンのいなくなった、リビングのコーナーはがらんとして、足もとから町が見えます。

 さてここを、どう模様替えしましょうか。

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フレグランスコレクション

2015年10月16日 | Weblog

          

 今日のデザインコレクションは、フレグランスです。

 写真からは、香りを感じられないのが残念です。

 

 私がいま、愛用しているフレグランスは、3種類。

 その日の気分で、またカジュアルかフォーマルかによって、香りがかわります。

 

 カジュアルのときは、オーソドックスな香りの「Cabotine」GRES

 かすかに香らせるには、とてもいい香りです。それにお安いです。

 中間くらいのときは、「PRADA」INFUSION。男性用と言われれば男性用でも充分にいける香りです。

 でも、この軽い、さっぱりとした石鹸のような香りは、女性がつけても違和感がありません。

 フォーマルのときは、「Chloe」

 甘い、華やかな香りには、いつも背中を押されます。

 

 香りを纏う、その雰囲気がとても好きです。

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ひろすけ童話賞

2015年10月15日 | Weblog

            

 仲よしの作家の、石井睦美さんが『わたしちゃん』(石井睦美作・平澤朋子イラスト・小峰書店)で、「ひろすけ童話賞」を受賞されました。

 睦美さん、ご受賞おめでとうございます。

 

『飛ぶ教室』(光村図書)の、担当している「児童書」の書評に、私が書いた『わたしちゃん』のご紹介を↓に貼り付けておきます。

 「小さな子どものかなしみやよろこびなど、深層心理をみごとにすくい上げた作品だ。

 引っ越したばかりの街で出会った「わたしちゃん」と「わたし」の喪失と再生の物語である。」

 

 近刊『はひふへほんやさん、ほんじつかいてん』(いしいむつみさく・ひらおかひとみえ・BL出版)も、色鉛筆の温かな絵で、森の本屋さんと動物たちのかかわりが、言葉遊び的に楽しく描かれています。

 皆さま、どうぞお読みになってください。

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和紙の灯り

2015年10月14日 | Weblog

         

         

 和紙の灯りにとても惹かれます。

 灯りの、やわやかさが好きなのかも知れません。

 我が家も和室とベッドルームは、フロアアスタンドを和紙のものにしています。(写真下の真ん中のと同じ)

 

 今日は午後から子ども創作コンクールの選考会です。

 今年も子どもらしいユニークな発想の、おもしろい作品が集まりました。

 日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会、日本公文教育研究会の主催で行っている、今年で16年目になるコンクールです。

 この賞がはじまった最初から、事務的なことなどすべてを、くもん出版の編集者の皆さまにご苦労いただいているからこそ、成立している賞です。

 のちほど、お目にかかる皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

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石川えりこ個展

2015年10月13日 | Weblog

           

 期待の新鋭である、絵本作家の石川えりこさんが、個展をおやりになります。

 石川さんといえば『ボタ山であそんだころ』(福音館書店)で、2015講談社文化絵本賞を受賞された方です。

 近著は『あひる」(くもん出版)です。

 

 いずれも力強い鉛筆画です。

 エンピツで細密に描かれた風景の中にいる、子どもたちの意志的なまなざしがとても魅力的です。

 

 10月19日~24日まで。

 北青山(銀座線「外苑前駅」下車)

 ギャラリー「マヤ」 

 ギャラリー「マヤ2」で行われます。

 03-3402-9849

 

 ぜひご覧になってください。

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水辺の哲学者たち

2015年10月12日 | Weblog

           

 水辺の止まり木に横一列に並び、カラスたちが思索しています。

 

 空が、青いな。

 空気が、澄んでいるな。

 今日は、なにを食べようか。

 これから、どこへ旅に出ようか。

 別れた彼女は、どうしているだろう。

 ほら、みてごらん。

 葉裏が日に照らされて、ビー玉みたいにひかってるよ。

 あの繁みには、なにかいいことがありそうだ。

 

「あんたたち~」

 そんな静けさを破ったのは、水辺のむこうの、知らないおばさんの声。

「ねぇ、なんで、わざわざ一列になんかに並んでるの? なにか相談? のってあげようか?」

 なんだよ、秋の感傷に浸っていたのにさ。

「それにさ、あんたたちは、思いっきり自由なのよ。なのにそんな軍隊みたいに、なんで並んでるの!

 はいはい。

 せっかく、俺たち哲学者になっていたのにな。

  それに、適当に相づちを打つのって、メンドー。

 あのぉ、そんなの、俺たちの勝手なんですけどぉ。

 水辺の哲学者たちは、たちまち荒くれ者になると、

「アホー」と、おばさんにひと鳴きしました。

 おしっこをひっかけようとしたヤツもいました。

 まてまてと、だれかにとめられましたが。

「さてと・・・、餌でも探しに行くか」

 そして、それぞれの方向に飛び立っていきました。

「また、集まろうぜ、ここに」

「うん、いつかな」

 そう言い合いながら。

(ちなみに、ここに登場するおばさんは、私ではありません。ここにお引っ越ししてきて、そういうちょっとお節介で心優しいおばさんに、おりおりに出会います。お買い物をしていたら、見知らぬ人に声をかけられたり、「選挙にいかなきゃだめよ」と、お母さんみたいな目でいわれたり・・・。きっと、あのおばさんたちは、カラスにもお節介をやいているような気がします。台風のあとは鳥たちの様子を見に、まっさきに自宅から走るらしいですから。そういうつぶやきを、公園を歩いていると耳にします。そのつど、なんだかすごく温かな気持ちになります。下町という風土が、他者に対して無関心ではない、おばさんたちを生み出しているのでしょうか?) 

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