数年前までは、リビングから富士山がくっきりと見えていましたが、それを遮るように建物が建ってしまいました。
ですから、今は上の部分だけ。
富士山に夕陽があたり、あたりが暮れていきます。
お正月頃には、真っ白な帽子をかぶった富士山をみることができます。
今日は午後から、某社にお邪魔いたします。
数年前までは、リビングから富士山がくっきりと見えていましたが、それを遮るように建物が建ってしまいました。
ですから、今は上の部分だけ。
富士山に夕陽があたり、あたりが暮れていきます。
お正月頃には、真っ白な帽子をかぶった富士山をみることができます。
今日は午後から、某社にお邪魔いたします。
日本列島、火山の噴火の予知が相次いでだされています。
浅間山の近くでは、日頃はでるはずのない蛇が大量発生したり、土にもぐっていたミミズの死骸が朝方、大量に見つかったりと、不穏な話を聞きます。
大地震が、いつ起きてもおかしくない状況であることを認識させてくれます。
そんな状況のなか、川内原発が再稼働を決めました。
たくさんの火山とカルデラに囲まれている、川内原発。
火山リスクなど無視されて、原発再稼働が決定。
怖いです。
ふと気づいたら、数年前に買いそろえたレトルトの食品が賞味期限を過ぎています。
あわてて整理し、買い換えようと銀座ハンズに行きました。
いつもですと、9月1日の防災の日を中心に、こうした展示は大きく展開されています。
けれど近頃は写真のように、大きいスペースをとって常設してあります。
人びとが、強く危機感を抱いている現れだと思います。
どんな時も、きちんと自分の目で見つめ、考え、状況に対し目を凝らしていきたいものです。
昨日は、立冬でした。
公園を歩いていると、東京も紅葉が進んでいるのがわかります。
桜並木の葉っぱが、きれいに色づいています。
これが落葉すると、名ばかりではなく、いよいよ本格的な冬の到来です。
お買い物で、公園を歩いて落ち葉をふみしめると、サクサクと音がします。
なぜか、この音が大すきです。
ものさびしい秋の叙情を、後押ししてくれるような気がするからです。
ご恵贈いただいているご本が、数え切れないくらい山積みになっています。
すべて拝読はしておりますが、なかなかblogUP準備までいきません。
申し訳ございません。もうしばらくお待ちになってください。
11月5日の月は、171年ぶり、今年三回目の「のちの十三夜」でした。
それをミラクルムーンと呼んでいます。
今朝は、その「のちの十三夜」から2日目。
よく見れば、満月から少し欠けているかもしれません。
でも西の空の、ビルのすぐ上にただずむ朝の月は、とてもうつくしかったです。
朝の支度をしていた、十五分ほどで消えてしまいましたが・・・。
十三夜。
その響きだけで充分に秋の叙情を感じさせてくれます。
まだ目覚めたばかりの街を、やさしく照らしてくれる朝の月です。
仕事部屋から見た、先日のスカイツリー。グリーンの明かりです。
同じく仕事部屋から見た、東京タワー。〔時間によって、ライトが変わります)
日頃スカイツリーは、二色の明かりで、交互に彩られます。
江戸で育まれた心意気の「粋」をブルーで。
そして、江戸の美意識の「雅」を紫で・・・。
けれど、11月1日からクリスマスまでは、クリスマスモードのライトアップになっています。
グリーンの明かりは、そのクリスマスモードだったようです。
この写真はお借りしました。
東京タワーも、ときどき色がかわります。
特別ライトアップといって、そこには意味が込められています。
ピンクリボン運動のときは、ピンク。
糖尿病撲滅運動のときは、ブルー。
タワーの明かりは、電波塔やランドマークとしての役割だけではなく、都心の夜空を照らし、メッセージも伝えてくれています。
今日のデザインコレクションは、バカラ。
ショーウインドウは、かわいいバカラでいっぱいです。
今夜は、仕事仲間の仲良し、女子会+1会。
銀座で飲み会です。
シンポジウム 「時間のなかの建築」 ─リノベーション時代の西洋建築史─
近代的な「開発」に対して「保存」で対抗するという「開発vs.保存」の二項対立に対して、「リノベーション」は第3極として位 置付けることが可能だろう。古い建物を開発する(破壊し、更地にして建てる)のでもなく、古い建物を保存する(究極的には、建 築の時を止める)のでもなく、古い建物を「再利用する」のがリノベーションであると言うことができる。そう思って振り返ってみ ると西洋の建築は、歴史のなかのきわめて長い期間「再利用」を当たり前の手法としてきたことがわかる。 都市の再開発という現象は、16世紀以降の西ヨーロッパにおいて、顕著に登場してくる。中世に建設された高密度に建ち並んだ都 市住宅が破壊され、新たな直線道路や広場といった要素が都市のなかに散りばめられる。こうした「破壊」を伴う「開発」に対して、 「文化遺産」という観点から「保存」という概念が登場するのはようやく19世紀になってからのことである。すなわち、「開発vs.保 存」という対立は、16世紀に端を発して現代まで続く問題と、19世紀に端を発して現代まで続く問題の対立軸なのである。 それに対して「リノベーション」は断じて近年の一時的流行などではない。上記の構図で言えば、16世紀にはじまる「都市の再開 発」という近代的なコンセプトが登場する遥か以前から、建築は当たり前のように既存構造物や部材の再利用を続けてきたのである。
たとえばゴシック建築誕生の瞬間として知られるサン=ドニの教会堂。1140年前後に修道院長シュジェールが行ったのは、8世紀 に建設された聖堂のリノベーションであり、新しいファサードと初期ゴシック様式の内陣を建設して古い身廊とつなぐことだった。 シュジェールは「古い建物と新しい建物の適合性と一貫性」に心を砕いたことを強調している。シュジェールは、イエス・キリスト その人が出現し手を触れることで聖別したという伝説ゆえに古い身廊をそのままに残したが、13世紀になると聖王ルイ9世の下で建 築家ピエール・ド・モントルイユが身廊と交差廊を壮麗なレイヨナン式の盛期ゴシック様式に改築した。この建築家は、シュジェー ルの時代に建設された内陣の外側をめぐる周歩廊部分を残しながら、彼がリノベーションした新しい身廊と融合させたのである。こ のとき、カロリング時代の身廊は破壊されたが、初期ゴシック時代の周歩廊は残された。 一部が破壊され一部が保存されたといえば簡単に聞こえるが、シュジェールの言う新旧の「建物の適合性と一貫性」をデザインす ること、そして両者を構築的につなぐことには、すべてを新築するのとは異なる難しさがあるはずである。彼らはどのようにリノベー ションをデザインし、どのように構築したのか。こうした観点から西洋建築史を再考してみたい。
竣工時点で建築を評価しようとする価値観を、「20世紀的建築観」と呼んでみよう。建築は竣工年代によって並べられ、建築のク ロニクルとなってきた。それは新築されるたびに建築雑誌で発表されていく現代建築についても、竣工年代ごとに「様式」として体 系化されてきた歴史的建築についても同様である。実際には時間の流れのなかで多くの改変を受けて、「竣工時点」という観点から は語りえない西洋の歴史的建築を、これまでわれわれは「20世紀的建築観」によって見てきた訳である。本シンポジウムではこのよ うな「20世紀的建築観」から脱却し、新たな建築観の構築を目指したい。
パネリスト(50音順) 伊藤喜彦(東海大学) 岡北一孝(大阪大学) 黒田泰介(関東学院大学) 中島智章(工学院大学) 松本 裕(大阪産業大学)
コメンテーター(50音順) 島原万丈(Home’s総研) 宮部浩幸(SPEAC,inc.) 横手義洋(東京電機大学)
総括
三宅理一(藤女子大学)
趣旨説明・司会
加藤耕一(東京大学)
問い合わせ
東京大学 大学院工学系研究科 建築学専攻 加藤耕一研究室(k-kato@arch.t.u-tokyo.ac.jp)
息子が主催しているシンポジウムだそうです。
blogで宣伝してくれなくてもいいけど参考までにと、チラシを送ってくれました。
リノベーションという現代的なテーマなので、ご興味のおありの方がいらしたら、と・・・。
11月29日〔土)13:00~ 東京大学工学部1号館15号講義室 入場無料。
夜咄とは、冬至のころから立春までのあいだに、夕暮れに行われるお茶会のことです。
もうちょっと、空気がつめたくなってきたころのお茶会です。
掛け軸は大きな字のもの、そして花は白きもの。
懐石料理も供されます。
お茶会のなかでいちばん難しいのが、この夜咄と言われています。
私自身は、夜咄を催したことも、招かれたこともありません。
でも、秋の夜長。
つい、盆略手前でお薄を点てたくなります。
お菓子は、常時備えている、両口屋是清の「二人静」。懐石料理などもちろん省略です。
なにしろ、盆略なのですから・・・。
せっかちな私は、毎年10月も半ばをすぎると、伊東屋に来年のカレンダーや手帳のリフィルを買いにいきます。
おまけに保守的なところがあって、もう何十年も同じカレンダーと手帳で、それを替えることができません。
サロンの入り口には、写真↑のもの。
仕事部屋の机の横には、三ヶ月カレンダー。
この三ヶ月カレンダーが、実に使い勝手がいいのです。
その月だけではなく、その先までひと目で見通せるというところが気に入っているのです。
そんなわけで、この三ヶ月カレンダーから離れられないのです。
それが売り切れてしまったら困るからと、いの一番に出かけていくというわけです。
ところが、銀座の伊東屋は、いまビル建て替え工事中で松屋裏に仮店舗を出しています。
でも、この5階建ての仮店舗には、品物もかなり充実しているので大丈夫と思ってでかけていったら、フライング。
11月7日から、昨年のように松屋の8階に、カレンダーや手帳フェアがオープンするそうです。
勝手に、気持ちが急いているのは、季節より自分の方でした。
皆さま、昨日は「特定秘密保護法」反対の賛同署名をありがとうございました。
一日で、80名以上の方々にご賛同いただきました。
12月10日に施行が閣議決定されています。
表現の自由を守るということは、私たち書き手や作り手にとってはもちろん、すべての人たちにとっての生存権を守ることに他なりません。
11月21日まで受付ておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
そんなこんなで、夕べは10時過ぎまでパソコンにはりついていました。
けれどいつもは、いろいろな仕事が一段落つき、お風呂にも入り、顔にパックをしたり、本を読んだり、ラジオを聴いたり・・・午後八時というのは、貴重な時間です。
秋の夜長のひとときです。
とは言え、いつもは10時にはベッドに入るので、2時間あまりの秋の夜長・・・。
この時間が、私にとっては次の日への活力になるひとときです。
今日は、2時から神楽坂の出版クラブ会館で、児文協の公開研究会です。