20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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パリをとりこにした女神の微笑(ほほえ)み

2013年04月14日 | Weblog

            

               

 先週の日曜美術館では、私の好きなアールヌーボーの奇才、ミュシャが取り上げられていました。

 クリエイティブ・ディレクターの箭内道彦さんが出演して、ミュシャの魅力を語っていました。

 ミュシャの伝説は、一枚のポスターから始まったと言われています。

 いまから100年前のある日、ひょんなことからミュシャは当時のフランスを代表する女優サラ・ベルナールの舞台 公演のポスターを制作することになったそうです。

 まったく無名の挿絵画家だったミュシャが、その一枚のポスターから、一夜にしてパリ中の話題をさらったそうです。

 私たちが知っているのは、その後、ミュシャが生み出したさまざまなポスターです。

 一夜にして時代の寵児と呼ばれるようになったミュシャのポスターには、現代の広告にも通じる,巧みな戦略とセンスが隠されていると、箭内さんは語っていました。

 ロートレックも同じくポスターを描いていましたが、彼の作品のエッセンスには、ある種「毒」が塗り込まれています。そのシニカルさが、ロートレックの魅力でもあったわけです。

 それに反し、ミュシャは甘やかで心地いい気分に大衆を誘います。

 しかし衝撃のデビューから10年。ミュシャはすべての名声を捨てて、パリを去り、祖国チェコへと向かいます。番組では、祖国で描いた油絵を公開し、ミュシャの真実を探っていました。

 写真上は、皆さんもご存じのミュシャ。その下が晩年のミュシャの作品です。

 そして、今日の日曜美術館は、河合寛次郎です。

 柳宗悦や濱田庄司らと、民藝運動に深く関わった陶芸家です。

 京都に行くと必ず訪ねてみたくなる、「河合寛次郎記念館」が出てくるそうです。

 さて、もうじき始まりますので。

 朝の9時からEテレ・NHKで。

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