時々わたしは30年余り前の友達宅へお邪魔します。鳥羽小時代
の友達で 一人は84歳、もう一人は82歳です。今日は安楽島に住む
82歳のT・Nさん宅へ黒米ブレンドを届けにでした。
途中加茂に住んでいる84歳のR・Oさん宅へもより、同じ物を届け
ま した。 (黒米ブレンドは親戚の専業農家が作っています)
お二人共家族とは暮らさず、お一人住まいです。T・Nさんは時々姪
の子どもが来て賑わせてくれるそうですが、今年からは幼稚園行きで、
も う面倒見なくてもよいそうで、
「こんな年寄りが見ていては今の子どもは育てられないわ。」と
笑っていました。
ばあばが歌う歌は古くて、子どもが真似して歌い家族が爆笑する
とのことでした。わたしも思わず笑ってしまいました。
しつけの基本は年寄りでも出来ますが、幼児の生活のあり方
は若い人や、子供同士の遊びから学ぶのですから、やはり
「年寄りっ子 は三文安い」と言われるのです。
80歳も過ぎれば孫たちも成人して、寄りつかなくなります。周りでも
多くの人が一人暮らしだと話していました。気楽でいいとも・・・・
中には施設(老人ホーム・グループホーム)に入っていると、何人
かの名を挙げて言っていました。
T・Nさん宅へは後から近くに住む、H・Nさん(わたしの一つ上)も
自転車で来て、3人で1時から4時過ぎまで話が尽きませんでした。
高齢のお二人の友だちはそれぞれ足、腰の痛みはありますが、
生活には 困難でなく、お元気に暮らされていることにうれしく思いま
した。
帰り際わたしに「あなたは若いから元気でいいね。」との言葉に、
「寿命だけは年齢ではないから、わたしも気をつけます。」と・・・
わたしも60歳代の人には「若くていいね。」といいますから、面白
いものです。生きている限りあまり世話もかけずにいけたらと幸せ
です。