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MSXパソコンのプレミアなブログ&MSXノベルソフトウェア「県立UKITAのrinkaさん」のブログ。

「HALNOTEプレス」という冊子

2016年10月05日 10時03分27秒 | MSX雑誌書籍
 HAL研究所が発売した「HAL NOTE(ハルノート)」が最近になって、ヤフオク!に出品されているのを見て、「今頃、何に使うんだよ・・・」と思うのではなく、「そういえば、あったような…。」ということで、発掘してきました、「HALNOTEプレス」という冊子。確か、「HALNOTE」を購入し、ユーザー登録した方に発行されたものだったと思います。
 手元にあるのは「第2号」から。もっとも、自分もユーザー登録していたわけではなく、どなたかからのお譲りものになるわけですが。

 基本ソフト「HALNOTE」があれば使えるカード型データベースソフト「GCARD(ジーカード)」の紹介や、活用術などが紹介されております。1988年なので、これから7年後後に「ウインドウズ95」が誕生することを考えれば、MSX界では先駆的なものだったのですが、やはりMSXユーザーの年齢層というか活用方法が、どうしてもビジネス方面には弱かったので残念な結果となったわけですが。



「第4号」では、表計算アプリケーションソフト「GCALC(ジーカルク)」のアナウンス。



「第5号」では「HALNOTEツールコレクション」がアスキーから発売されるアナウンス。このあたりから、「MSX View」の布石はすでにあったということでしょうか。



そして「最終号」は1989年9月。なんと、話題は「FAX」!「HALNOTE」と、「HAL FAX」という機器があれば、MSXからFAXが送れてしまうというスグレモノ。しかしながら、「HAL FAX」の存在は私は知りませんので、実際に発売されたのかも含めて、情報をお持ちの方からのコメントをお待ちしております。



こんな感じで「G TERM」のチラシも出てきました。このほかにアプリソフト「直子の代筆」や、お得な3点セットで黒いパッケージが印象的な「HALNOTE基本セット」、「LAB Letter(1~2)」といったソフトも発売されておりましたね。

 「山梨移転」などを機に業績不振などがあって1992年に一度倒産し、任天堂の支援を受けて復活。その時に社長に就任が岩田さん。そして岩田さんはその流れで任天堂の社長さん・・・。世の中、本当に分からないものです。


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