NO.7”作品ポートフォリオが差別化への前提
全国から成績優秀な優れた頭脳が集まる中で
15名程度に選抜されるには、学科力メインの
受験校こそ空間表現が他の受験生との差をつける
ところである理由です。
1.なぜ空間造形力とか美術作品が必要なのか?
理由は学科だけの点数では、早稲田建築科がめざす「建築芸術家」
を育成する事は難しく他の、実技のない工学系建築科と差別化が
できないのです。合格者の堀井君のアンケートをのせますので
読んでください。
2. 何をやらなければいけないのか?と言うことはもう一度
復習ですが、一次ドローイングのための遠近法の知識と演習。
自然物などの絵を描く事の必要性は、この一次ドローイングの
出題問題では、人間や植物、海や山、都市(世界の)、あるいは
家の中と外観など、どこからどういう出題文がでるか分からない
からです。
専門的に言うと”想定デッサン”なので、全て自分の頭の
中で想像して、その形を絵で表現できなければならないからです。
対応はふだんからスケッチブックやクロッキー帳(素描用)など
を持ち歩いて、身の周りを描くようにすると良いでしょう。
うまい下手は気にせず、北斎の北斎漫画やダビンチのスケッチなどを
見て参照にしてください。両方共に基本的には線描です。鉛筆やコンテ
あるいは色鉛筆でもいいですが、基本的には鉛筆をHBから6Bぐらいまで
をそろえて、練りゴムとカッター、あるいは芯削り(美大受験では使いません)
3.学科だけに偏らずに、1次ドローイングのための練習と、2次PR資料に
入れる立体構成作品や建築模型制作を、ライバルよりも早く一週間の予定表
(フローチャート)に組込む事です。 工程表の参考ピクトグラムを入れますので、自分のスケジュール表に無理のないように当てはめてください。
この工程表は以前の創成入試は1次ドローイングが先にあり、それに選抜されないと2次PR資料の郵送と面接が受けられない時の工程表ですが、考え方は同じです。行動する自己管理表でもあり、進捗を自分でチエックできるからです。
下記に私のサイトを記載しますので、ご覧の上
質問等があれば、サイト内の問い合わせのページから
問い合わせください。
➡ 高橋 順一 公式サイト(公開)
https://www.junichitakahashi.info/index.html
早稲田建築AO/サイトアドレス
美大合格塾サイト
https://www.bidaigokaku.com/index.html
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