“全てがうまくいかない時もあきらめないで自分の願いを信じ、そのためにできることを今日精一杯、種を植えて祈ることもとても大事なことだと思う”
20代はさまざまな冒険が出来る素晴らしい時、奇跡が毎日続いているように思う時もあるし、何をやってもダメな時もある。
人生という学校は毎日、さまざまな事が課題を出してくる。時にはどうしようもなく大きな解決不可能な、努力では解決できない事が起こることもある。
それは想像力が先に来る時もあれば、傷つき全てがうまくいかずゼロになる時に神様がくれる恩寵だと、はるかな未来になりずーつとあとに気付く。たぶんそれが自分を精神的にもスピリチュアル的にも成長させるのだと感じる。
自分の強みや才能を知ることはとても重要な事だ。そして自分が何によって一度の人生を旅するのか選択する事は、とても大切なことでありそれは両親や先生や、塾の先生では決める事ができないことだと思う。
自分の人生を船の航海とたとえると、どこに行くか?決めないで
世間で言うなんとなく良い大学に行き、いい会社に入り、いい人を見つけて結婚して家庭を作るという、人生のブループリント(青写真)が普通だと思う……
自分の一度の人生をじぶんのなりたい、自分のためにデザインしてレイアウトする旅もまた、大変だと思うけど自分が馬になるか?自分の足で歩くか?なりたい自分の種を植えて、そこに水や肥料を与え大変だけどじぶんの花や果実をなる木を咲かすか?
すべてじぶんの責任だけど、建築芸術家という選択をしたいと考えたら、それは芸術家の道を選ぶことなので、建築工学家とは異なる道を歩むことだと私は考えている。
フランクロイド・ライトをモデルとし、ライト自身が絶賛したアインランドの「水源」を建築芸術家をめざす、建築受験生はぜひだまされたと思って読んでほしい。
少しボリュームがあり、日本文学などのテイストとは遙かにかけ離れて最初は、大江健三郎と同じで読みにくいと思うけど、一生の読書体験で建築芸術家の頭の中を追体験できる、極めて希有な感動の機会を得ることができると思います。
人生はいつも選択の旅でもあるのです。そこにはあなたの人生で”達成したい目標”があり、それを実現するための方法として”意志”と”意識”と”意図”の3つの選択が必要になります。
あなたは人生のなりたい世界で活躍する建築家の自分というセルフイメージの、長期目標戦略を建て、それをどうやって実現するかの具体的戦術としての”意志”と”意識”と”意図”の3つの選択が必要になるからです。
その具体的な第一歩が、早稲田建築AO入試であり他の人はまた、他の国内の大学の建築科であり、人によっては米国のコロンビア大学やハーバード大学の学部や大学院かもしれないし、ザハが学んだ英国の建築のAAスクールかも知れないし他の英国の建築科かもしれない。それ以外にもイタリアやドイツ、オランダ、フランスなど多岐にわたるかもしれない。
あくまで大学は人生の最終目的ではなく、一つの通過点なので幻想を抱いてはいけない。あくまであなたが自分の建築家人生をデザインしてレイアウトして日々努力していくことであり、結果はその歩みの原因の結果であるといえる。世界には君と同じ建築への情熱を持ち日々、努力しているライバルが無数にいる、それはオリンピックを見ても分かると思う。しかし芸術はオリンピックとは異なり点数が付けられない世界だから。
高橋順一 ©
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