Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

盧溝橋

2009-06-28 | テディベア

盧溝橋は、1192年(明昌3年)金代に完成し、その後度々修復されています。

 

全長は266.5mで、

 

橋の欄干には獅子の彫刻があり、それぞれ異なる表情、姿をしています。
この数を通行人が正確に数えることが困難なことから、数えられないもののたとえとして「盧溝橋の獅子」という言葉もあるそうです。

 

マルコ・ポーロが13世紀に「東方見聞録」で美しさを絶賛した風景がひろがっています。

 

車は通れませんが、市民の生活道路としても使われています。

 

お掃除をしているおじさん、

 

建設当時の労働のようすを伝えてくれる像やレリーフ、

 

筆舌に尽くしがたい当時の人々の労苦の結果、出来上がった橋です。
忘れてならないことは、盧溝橋事件(中国では七七事変ともいう)です。
1937年(昭和12年)7月7日に盧溝橋で発砲事件が起き、日中戦争(支那事変、日華事変)の発端となりました、日本軍の謀略だったともいわれています。
この事件をきっかけに、日本軍と国民党政府は戦争状態に突入、その後戦線を拡大、日本軍600余名、中国軍16,700名の戦死者をだしました。