Festina Lente.

日々の雑感と勉強の進捗状況の記録

カミングダウトとコンプライアンス

2005-02-19 | 雑感
 17日に「15日深夜放送の日本テレビ「カミングダウト」で、女性タレント(18)の万引き行為がクイズの題材としたことについて、同局は17日「不適切な放送だったと反省している」と謝罪した」という記事がありました。プロダクション側は、「小学生の時にやったことが、面白おかしく扱われてしまった。」と釈明していますが、番組において当人は見つかりそうになったときに業者を装ったと言っており、そうなると被害店舗の店主ないし従業員は小学生を業者と間違えたということなのでしょうか…ちょっと無理があるような気がします
 そして、19日の記事によると、女性タレントの所属プロダクションであるホリプロは「誠に遺憾で、深くおわびする」「万引は犯罪であり、決して許されない。番組で題材にすること自体に問題認識の欠如があった」という謝罪文を掲載したということらしい。やはりほんとだったってことでしょうか…
 この女性タレントはホリプロ所属で18歳ということしか記事からは分かりませんが、「カミングダウト」のホームページの過去の放送内容をみるとあび●優だとわかります(←ちなみにやっと現在「ただいま準備中」となっていました)
 この問題に関する一部の記事や放送をみてますと集団強盗となっていますが、相手方の反抗を抑圧する程度の暴行または脅迫があったとは思えませんので強盗ではなくて窃盗のような気がします(違うのかな?!)

 このような内容の放送をしてしまったことや対応の遅さをみても、日本テレビという大企業でさえにコンプライアンス体制が確立していないということなのでしょうか…
 最近、NHK視聴者の受信料支払拒否に関連した問題、NHKテレビ朝日の政治的圧力の問題、フジテレビライブドアのニッポン放送株の問題、TBSも全社員の約7割を子会社に出向させる等のリストラ人事断行でOBと揉めていますし…他の各々TV局もいろいろ問題をかかえていますが、結局コーポレートガバナンスによるコンプライアンス体制の確立が重要なんですかね
 私自身学生時代はこれほど重要なものだとは思っていませんでした(←ダメダメだなぁ~でもだって商法苦手なんだもん)…もっとちゃんと勉強しておくべきだったと今更ながら思います。
がんばるぞ

参考。
☆コーポレートガバナンスについて
  コーポレート・ガバナンスと会社法制
☆コンプライアンスについて
  コンプライアンスの意味と構造