ゆっくりかえろう

散歩と料理

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お茶漬けパスタ

2015-12-19 | ランチ

 永谷園のお茶漬けの素はたまに無性に食べたくなりますよね。

そこでお茶漬けパスタを作ろうとレシピを検索してみましたが、皆さんお茶漬けの素を使った普通のパスタばかりで 肝心の「お茶漬け」はないのです。

また、判で押したように同じような バター醤油でアレンジしたものばかりでした。

恐らく最初の発案者のものを 他の人がマネしたのかな。 

 とかく自分で考えたものが少ないのです。

 それなら本当のお茶漬けのパスタを作ろうと思いました。

カペリーニを硬めに茹でて 容器に盛ります。

お茶漬けの素を上から飾り お湯を脇から注ぎます。 

柔らかく戻した鮭のトバを散らしてアツアツをいただきます。

カペリーニはすぐ柔らかくなって 食べる端から延びてしまいますので 超固ゆでにしてください。

お茶漬けなので オリーブ油は入れないように。

また、麺は食べやすいように 半切にします。


スルメ大根

2015-12-18 | ランチ

 重曹で戻したスルメは 腹の中に入り込んだ重曹の液を絞り出しよく洗います。

醤油 みりんの濃い溶液を作ります。

 それを熱くして そこへイカを放り込み 混ぜて火を止めます。

 その間30秒くらいです。

 イカはすぐ火が通りやすく 普通に煮込んだら 縮んで固くなります。


トマトおでん

2015-12-17 | ランチ

 トマトおでんというと 具にトマトを使うもののことをさす場合が多いのですが こちらはトマトスープのおでんです。

 コンビニおでんにトマトジュースを入れるお手軽版です。

トマトジュースはごく控えめで 元のおでんの汁を大事に使います

私がトマト好きだからか違和感はなかったです。

トマトジュースは クセのないものを使ってください。


今年の漢字

2015-12-16 | その他

 今年の世相を表す漢字が発表されましたね。

「安」に決まったそうで 選者は とてもバランス感覚に優れた目を持っていらっしゃると思いました。

「安」なら安保法案にも 安倍首相にも 安全にも 安定にもなります。

良悪共に通じます。 

私などはついマイナス面ばかりに目がいって ネガティブな文字を考えてしまいます。

私が思い浮かんだ文字は 「嘘」でした。

野々村議員の嘘なき会見 マンションの杭打ち偽装データ事件オリンピックのエンブレムデザイン盗作事件など 相も変わらず悪い事がニュースになりました。

やはり偉い高僧は目のつけどころが違います。    


乾物の重曹戻し

2015-12-16 | ランチ

 鮭トバと蛍イカのスルメを戻しました。

どちらも酒で戻してみたのですがトバは柔らかくならず、渋みも取れず 失敗でした。

 蛍イカは中途半端に戻り、スルメ感がまだ残りました(その代わりイカの漬け汁が美味しかった)

 

今度は重曹で一晩漬けてみると、スルメは完全に柔らかくなっていました(漬け汁は使えません) 

トバは渋みは大体抜けましたが 硬さが残っており 引き続きつけることにしました。

イカは洗って煮物に使います。

ただ このトバはどうやら生干しでは無く 加熱処理してあるようで それなら戻りません。

 


揚げずに唐揚げ

2015-12-15 | ランチ

 鶏モモ肉を「揚げずに唐揚げ」を使って 唐揚げ風を作ってみました。

この製品は粉をまぶして電子レンジでチンするものです。

 出来たのがこれです。

水気が鶏肉の中からしみ出してカラッと仕上がりません。

唐揚げをレンジで温めなおした ような仕上がりです。

電子レンジを使えば こうなることは分かっていたのですが、製品を信じてやってみたらやはり駄目でした。 

でもオーブンで焼けば 上手くいくかも。

次はオーブンでやってみます。 

  


ぜんざい

2015-12-14 | デジタル

 紀州では ぜんざいをデンダイと発音します。

007はデロデロセブンです。口がそうしか動かないんだからしょうがない。

江戸言葉は標準語とは かなり違います。

憧れる人たちが多いですが 実はかなり訛りが有ります。

 例えば江戸っ子は 鮭のことを「さけ」ではなく「しゃけ」と発音しますが 洒落ていっているのではなく 

「さ」の発音が出来ないので「しゃ」と発音します。

先生は「しぇんしぇい」です。

 「左官」はしゃかんとしか発音出来ません。

 


インド米の和風リゾット

2015-12-14 | ランチ

 インド米を 和風リゾットにしてみます。

荒削りカツオ節 芽ひじき 篠竹 エビ イカ 浅利 を水をひたひたに張った鍋で煮ていきます。

炊いたインド米と水を足して 弱火でコトコト煮ていきます。

 途中ナンプラーを入れて味をつけます。

煮詰まるのを計算に入れて 量を控えます。

水気が少なくなったら出来上がりです。

出来上がってみたら おじやでした。

でも日本米と違って 粘りが無いのでサラサラで扱いやすいです。

荒削りカツオは 恐ろしいほど出しが出ます(出汁は沸騰させない事)

おかげで 美味しく出来ました。

これで物足りなければ ごま油を振ります。 

トッピングは桜の花の塩漬けです。


匂い13

2015-12-13 | フィクション

 本社に着いて常務室まで上がる。

常務の前では簡単な報告を済ませ 報告書も相方に任せて 俺は屋上でコンビニ寿司を食べた。

 朝からなにも食べていないので 空腹に心地よい。

 暫くすると今日の相方が上がって来た。

 「花岡さん あの化け物の名前はなんでしたっけ?教えて下さい」

 「分からないんで報告書が進まないんです」

 小松は頭をかいた。

 「猫又」 

 「どういう字を書くんですか」

 「分からなかったら妖怪辞典ででも 調べるんだな」

 俺は不機嫌だ。

 

 

「ところでお前 小松じゃないだろう? 誰なの?」

出し抜けの質問にコイツはへどもどしている。

 「お前からは死人の匂いがするもの」

「朝 駅で会ったのもお前だろ?」

目の前の奴は困った顔をしている。

「実は私 小松氏の分身です。本体の小松氏は今日も営業に出てまして なんせ忙しい人なんで」

本体の小松は 俺と組むのは嫌なんだろうな。

「私は元々魂が無いんで 耐用時間が限られるんです」

「耐用時間が過ぎればどうなるのかな?」

「消えて無くなります」

簡易的な式紙みたいなのかな。

「すまんね 残り少ない命なのに 報告書を押し付けて」

俺のすまなそうな顔を見て 彼は笑った。

 コンビニ寿司はさびぬきなのに なぜか鼻にツンときた。