両親に感謝する事があるとすれば お酒の呑める身体に産んでくれたことです。お酒のお陰で随分美味しいものを知りました。
私は未だにお酒の味がさっぱり理解出来ないでいます。
ではどうしてお酒を頂くかといいますと お酒のお陰で美味しいものが頂けるからです。
世の中にはお酒のみだけが知る味が有ります。お酒にしか合わないおかず 肴が数多く有ります。
美味しいお造りも 珍味もお酒の存在があるからこそ成り立つ味だと私は常々思っております。
白ご飯でハマチや牡蛎酢を食べるなんて気持ち悪くて私などは考えられません(好き好きは人それぞれですけど) カツオの酒盗に土佐のお酒は幸せな組み合わせ 豆腐ように泡盛もそうです。ワインにチーズ ビールにコナモン ギネスに肴やのアリオリポテト 嗚呼
……割にはお酒を呑んで 酔うことには興味は有りません。私にとってお酒は酔っ払う為のものではありません。やけ酒なんて考えられません。