先日久しぶりにTVで新人漫才コンクールを観ました。優勝したコンビは流石に上手でした。
当落の差は分かり易くオーソドックスな掛け合い漫才が優勝しました。あとのコンビは気の毒ですが 自分達のファンだけに向けてしか話をしない 初めてのお客さんを笑わせることに欠けているコンビが大半です。
審査員は芸人さんとあとはプロの裏方さんで実質二人だけが審査員だと思います。番組が単調にならないように 先輩漫才師の漫才が合間に流れますがやはりこっちの方が面白く安心して笑えます。新人は形になっていますが面白くありません。
更に番組はもっと昔の古いコンビの漫才も流しますが これは更に数倍も面白いのです。
年代の感覚もありますが、それだけではなく起承転結を踏んで話を進めていくオーソドックスなものが面白かったです。場当たり的な笑いではなくお話を進めていくうちに笑いに進めていく話芸が優れているようでした。
バラエティー番組ではなくもっと漫才が見てみたいと思いました。それこそがこれから生き残る道です。