夏は終わったのでしょうか？そんなに甘くはないでしょう。これで許してもらえるとは思えない。暑さ寒さは彼岸までというとおり せめてあと１ヶ月は暑い日が続くと思われます。それでもここ数年は彼岸を越えても暑かったのだから 今年の涼しさは天からの贈りものです。これから昼間の暑さが続いたとしても 朝晩の涼しさは叶いそうです。そうで有るなら天に感謝します。何年か振りの秋の優しさは格別の喜びです。沢山の身体の具合の良くない人が一息ついて空気の美味しさを味わう事が出来ます。
一番難しくてデリケートで華やかで どこのまねでもなく 独自の考え方があり 精神性が深くしかも美味しい 和食が好きです。それは唯一無二で有ると思います。でも和食の有り難さを理解出来ていないのが 今の若い日本人ではないかと危惧しています。濃すぎる旨みや塩あじは味覚を鈍感にして 然も昂進性が有ると聞いた事があります。つまり物足りなくなってどんどん使用量が増えていくのです。
それは日本料理から一番遠い舌の状態なのです。使うなとは言ってません 本来の入れ物の 赤いフタの容器に戻し メーカーが教えてくれている使用量をちゃんと守る事です。メーカーは実は一番美味しい量を教えてくれているのですから。天然の旨みも同様です。天然だからといって考え方は同じです。使い過ぎは舌を鈍感にします。だから自然な味付けの料理を食べて味がないとか出し感が足り無いとかいうコメントがでるのです。
うなぎが食べたかったのです。今年は国産うなぎが大漁だそうで うなぎの値段が安くなるとTVでいってたので期待してたら なんのことはない 大漁は国産うなぎだから高級うなぎのお話で 庶民の口に入る外国産輸入うなぎは円安のあおりで逆に軒並み高値をつけている模様です。
今年は牛丼屋が多数参入したためか どこも去年よりずいぶん値上げしたのです。
このくらいの価格になると、普段からうなぎメニューを出している定食屋や 蕎麦屋 寿司屋でも値段の変わらないところが出て来て競争が激しくなります。
私は今年の食べ納めとして 少しだけでいいからうなぎをたべたかったので この定食は良かったです。ざるそばとうなぎ両方食べられてツーコインでおつりがきました。