又、つい欲望に負けて 凡愚で天野酒をいただきました
私は毎日飲酒をしません
飲まないときは ひと月でも二月でも間が空くくらいですが
美味しいあてがあると つい注文してしまいます
くいしんぼなんですね(でもお酒の味は分かりません)
突き出しに白和えと蓮根と鶏のうま煮でした。美味しかったです
シメにそばをいただきました。
今日は数量限定の手切りにしました。
ぐるっとだいたいひととおりいただいてみて 私の好みは鴨も何もない普通の細切りです
ここのそばは 水をたっぷり含んであって 啜り易く私にあっています。
水は大切で 出石そばなどは 適度に水に濡れている状態を保つ為 ざるに盛らず
水に濡らし小皿に5皿くらいに小分けにしてくるくらいの念の入れようです。
麺はピカピカしていて この美しさを保つには 常に濡れていることが必要なわけです。
麺の長さが短いのも そば猪口が小さいのも 濃い目のつゆも 全て意味があります
無理せず 少しだけ箸でつまみ 少ない息で すっと吸い込むように食べます。
だからすする音は ずずずとはいわず しゅっという感じになります
(あくまでイメージですから そんなにうまくいきませんけど)
豪快にわしっとつかんで もりもり食べるおソバや 啜れないほど硬いおそばも
格闘する感じで 楽しくて好きですが ここではそうして味わっています
それぞれそばを打つお店には こだわりがあって 味わい方が違います
最終的に食べる側が好きに食べればいいわけですが 食べ方の違いで 味わい方がかわるのは 覚えて置いていいと思います