正しくは五山の送り火
各地に有る野辺送りや お盆の祖先の奉りのひとつ
知らない人はすぐ「大文字焼き」といってしまいますが
京都ではそのような言い方はしません
おそらく他地域でもよく似た行事が行われていて
そのままその呼び名で呼んでいるのかと思われますが
（TVでも平気でタレントさんやアナウンサーがそういいます）
大変失礼な言い方です
京都の人は親しみをこめて「大文字さん」或いは「大文字」
といいます
お盆に家へ帰ってきたご先祖様が このあかりを頼りにあの世にかえられるという
大事な行事の一つです
お盆期間はこまごまとした行事があり 市民はその習慣を大事にしています
いわば生活の一部ですし 観光行事でもあり 市民あげての行事なのです
人は生活の一部として どうしても譲れないことがあります
親しみの有るものを 知らない他人が勝手に捻じ曲げてしまったら
いい気はしないと思います
浅草寺をあさくさでらと呼ばれたら いい気はしないのと同じこと
東京をとうけいと呼ばれるのも同じ（実際そういう例もあるらしいと
聞いた事があります）
もちろん いつも冷静なみやこびとですから 大文字焼きといわれても
表面上は何も言いませんが キレイな顔の眉間に皺が寄ると思います
この地では「大文字焼き」はNGワードです。
関西では珍しい豚肉のモツ煮込みです
最近コラーゲンが足りないのか 手や足が乾燥気味なんで食べました
大阪豚肉なんとかかんとか市場という串焼きやでした（うろおぼえ）
串焼きがメインです
これも大阪では珍しい炭串焼きです
モツは大阪では鉄板で焼きますからね
こちらではなじみがないせいか 作っている人は東京でいただくものより
ずっと気を使って作っているように思います
丁寧にアクを取り除き においを押さえ澄んだ煮汁に仕上げています
やや甘いめに味付けして有るのも こちら向け
場所は天満駅と天満市場の間の路地 わりと昼間から空いているお店が
目立つところです