ゆっくりかえろう

散歩と料理

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KIEV 35A

2011-06-18 | カメラ紹介

 2回目の登場
 キエフ35というのはロシア製のコピーカメラ
 元のカメラはミノックス35というカメラ
 元のカメラはとてもよく出来たカメラで あの有名なローライ35よりさらに小さく
 さらに絞り優先オートのカメラ(距離は目測)

 前蓋のおしめみたいな板を閉めれば レンズも何もかも引っ込んでまっ平になります
 つまりレンズ蓋もカバーもいらないわけで 胸ポケットにすっぽり入ります

 キエフはこのカメラをコピーしたわけですが ロシアの技術が追いつかなくて
 精度が悪く巻上げが硬かったり 途中で引っかかったり 光線漏れが
 盛大に出たりと散々ですが 不思議なことにレンズはよく 露出もこの個体は
 なかなか良いのですが扱いを間違うと 一枚も写らないという目に合います

 前回苦労したので 何度もテストフィルムで様子を見ながら クセを見てみました
 こんなに苦労しても 写りがいいのですから 魔力のあるカメラというべきでしょう

 このカメラは蓋を開けたときに巻き上げをしないと シャッターが下りません
 音はするので写っていると思うと 露光していません

 蓋を開けてから巻上げをしなければなりません
 蓋を開けて巻き上げておきさえすれば そのまま蓋を閉めて
 その後また開けてもシャッターは正常に作動します
 また蓋を閉めている間は シャッターは降りません
 一応安全装置は働いているようです

 フィルムはきっちりセットして ギアにかみ合わせさせてから 蓋を閉めなければ
 巻上げが硬いとか動かないとかのトラブルが現れます

 光線漏れがひどいからといって 蓋裏にモルトを貼りまくるのはいい方法ではありません
 却ってフィルムのスムースな動きを妨げかねません

 光線漏れ対策は ホルガと同じように 外側に目隠しテープを
 合わせ目全部に張る方法が 一番確実です

 その際底の部分にも張りましょう
 ここには三脚穴とか ISOダイヤル まき戻しボタンなどがあり ここも隙間だらけです
 ははは さすがロシア製です

 ボディが鉄錆色というか チタン色っぽいので その色のテープがいいでしょう
 黒でもかまわないですけど
 プラスチッキーですが ハーフ判のオリンパスペンや それより小さいローライ35より
 コンパクトなのは ちょっと感動します
 もとカメラのミノックスが偉いのですけど
 レンズはKORSAR 35mm2.8がついています


あさりとトマトの冷辛麺

2011-06-18 | ランチ

 NGK横の塩ラーメンで有名なお店
 店先に牛骨のぶらさがっているあそこ
 入り口はちょっと怪しげですが 中は整理されていて厨房もきれいです

 塩ラーメンが美味しくて入ったことがありますが
 「冷麺あります」の看板があったので 入ってみました
 冷麺は一種類のようで トマト冷麺でした
 
 これがまた手の込んだもので トマトを刻んでオイルをいれて
 よく冷えた縮れめんの冷麺にトッピングしてあります
 具はほかにも焼いたベーコンと ゆでたアサリ
 最初に殻つきのよく冷えたアサリが出てきます

 私は突き出しだと思って つまんで食べてしまいました
 途中で気がついて ああこれは自分で剥いてトッピングするんだわ
 と解釈して(違うかもしれない)剥いて後から出てきた
 黒胡椒と生クリームをかけてなじませました
 (生クリームは好みでかけてもかけなくてもいいらしいです)
 
 麺は細いちじれ麺で スープはひたひたぐらいに入った
 ピリ辛だけどあっさり系のあさりだし
 醤油の味はしなかったと思います
 色は最初白っぽかったけど 混ぜると赤いというかピンク色

 こないだ行った つけ麺やさんとは 対極を成すもの
 
 どこまでもラーメンとは距離を置き ここまでくれば
 イタリアンともいえるし 辛いし酸味もあるので
 アジア麺とも呼べそうです
 パクチーとか レモングラスとか イタリアンパセリでものせたら
 見た目もきれいだけど 完全に無国籍化しそうです

 トマトの歯ごたえ ちょっとオイルが回って滑らかなところ
 麺のつるつるしこしこ そしてしっかりした歯ごたえと冷たさ
 なにより小麦の香りがして 不思議な美味しさです

 ややオイリーなんで 年配者にはきついと思いますが
 客層から見て若い人が大半だろうし 暑い夏にはいい冷麺ですね

 よい麺を美味しいスープと美味しい道具立てが
 上手に活かしていると思いました

 

あさりと