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くりこま高原自然学校被災状況05

2008-06-19 14:09:15 | 震災 くりこま高原自然学校・耕英地区
執筆者: 広瀬敏通

行政は耕英地区全体の復興を放棄する方向に動いており、戦後、開拓で切り開いて
きた耕英地区の皆さんと今後の対処をめぐって対立が生まれています。

耕英地区は住民こそ30戸あまりですが、大半が開拓であり、10数戸は耕英以外
に行き場がありません。今は特産のイチゴの出荷の最盛期であり、ダイコンも入れると
農家の打撃も大きなものがあります。
へりは今日も耕英地区まで飛び、家畜の世話や家屋の片付けなど必要な方々が行き
ましたが、今後、どれだけヘリ便が飛ぶのかも難しい見通しでしょう。
飛ばなくなれば、車もいけず、歩き道も壊れている耕英地区はまったく閉ざされてしま
わざるを得ません。くりこま高原自然学校にとっても存亡の危機を迎えています。

佐々木さんらが入っている避難所は耕英地区住民だけの避難所なため、今後の地区の
問題をめぐる話し合いも結構あるようですが、皆さんは被災のダメージが大きく、
まだ先のことは考えられない状況のようです。佐々木さんは地区を放棄せずに再生できないか
支援の方々とも相談しつつ、地区の皆さんと話し合いを持ち始めています。
今後、耕英地区の民間ボランティアセンター(支援センター)が必要になるかもしれません。

佐々木さんの自然学校所有車5台はすべて耕英地区なため、避難所で移動するのに困って
いましたが、さっそく、車の提供があり、大いに助かっています。
こうした支援物資も何が必要でなにが不要であるのかもこの日報でお知らせしていきます。

NPO法人日本エコツーリズムセンター


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