「JIN―仁―」最終回を終えて

えーーっと。

なかなか視聴率も良かったようで。
うん。
とってもいいドラマだったと、思うのです。
随所で感動できるエピソードがたくさんあったし。

最終回で提示された、
「未来（みらい、ね）にばかり囚われずに、今日一日一日を大切に生きるべき」
ってテーマも間違ってないと思う。
安易に現代に戻らずに、江戸時代で生き続ける、という選択であるのならば。


だが、しかし。


回収できない伏線は張るな。

っていうか、

最終回までを逆算してネタ振らんかい。

というのが感想になってしまいますよ、あのラストじゃ！！
不振のため予定より早く打ち切られちゃったとかだったらしょうがないけど、
そういうわけじゃないでしょうに…どうするつもりだったんだ。
しかも、結果的に、かもしれないけど、無くても別に大筋に影響無いネタ振りだったわけで。

おまけに、どうせ回収しないなら、
第一回を最後に忘れ去らせてくれればまだ良いものを、
ここ数回、しつこく復習し続けたのは何のため…？？

完全に無用じゃないですか、胎児形の脳腫瘍と謎の包帯男！！
あと、前回～今回のタイムスリップミスリードも！


よしんば、大方の予想通りに、「劇場版or第二シリーズに続く」であっても、
…最初からこのネタなしに、スッキリ終わっても困らないと思う…


何ていうか、

勿体無い……

あ、回収できてないと言えば、
咲ちゃんの縁談はどうやって解決したのかとか、
野風さんはなぜ大門を出ることが許されたのかとか、
色々、詰めが甘すぎる…MOTTAINAI！！


ああ、内野龍馬は大満足です。ご馳走様でした。
世間的な認知度も、大河より上がったんじゃない？
後は、綾瀬はるかとか中谷美紀とかが本当に素敵だった～