♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

76年限りなきロマンを求めて@武道館 沢田研二対談井上堯之⑥

2019年06月20日 13時45分27秒 | 井上堯之さんのページ

PYGのことをふたりで語り合って

つぎは堯之さんが語るJulieの76年武道館コンサートのこと

 

パンフレットより

<音楽担当:服部克之さん/井上堯之さん/大野克夫さん>

 

  

今回のコンサートは、

ある意味ではひとつの集大成になるんじゃないかな。

ようするに過去からずっと繋がって、

足跡が全部曲の中にある。

 

それでね、

この前から何でこんなに練習やんのかなって思ったのよ。

例えばツアーなんかあると、

3日目、4日目になると良くなってくるわけよ。

それを研二が「今回は一回きりだから」っていうわけね。

その時俺ドキッっとしたね。

なるほどと思ったよ。その通りだと。

 

昼の12時から夜の9時まで何日間もやるわけよ。

ひと通り終わっても、まだ3時頃だったりしてね(笑)

どうしてもっと合理的にやらないのかなァーなんて

俺なんか思ってくるわけよ。

でもその一言を聞いて俺は恥ずかしくなったよ。

 

俺たちの練習量は普通からいったら考えられないような

これだけの量は他のひとではこなせないと思うんだよ。

俺たちが昔からやってる曲も練習しているし、

これはできるからってぬかしたことはないからね。

そういうことってばかげていることかもしれないけれど、

ステージっていうのは何か起こった時に、

例えば誰かがミスしたりすると、

ドドーッといっちゃうことがあるわけね。

何故かっていうと頭がみんなそっちの方へいっちゃうから。

そういう時に馴れてればすぐ立ち直れるし。

余裕ができるしね。

僕たちが楽しむコンサートというより、

お客さんを楽しませなけりゃいけないという

責任感みたいなものを沢田から教わったね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 76年限りなきロマンを求めて... | トップ | 76年作曲家ジュリーのチャコ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

井上堯之さんのページ」カテゴリの最新記事