じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ヘイトクライム

2018-10-29 10:22:54 | Weblog
☆ アメリカで起こったユダヤ教礼拝所での銃乱射事件。新聞各社は「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」と伝える。

☆ 今のところ単独犯で、背後組織はないようだが、社会の閉塞感を象徴するような事件だ。

☆ 先の「小包爆弾」事件と言い、テロリズムが蠢いてきた。

☆ ヨーロッパでの極右勢力の躍進、ブラジルでは極右の大統領が選ばれたという。自国第一主義、ポピュリズム、強い指導者。その矛先はやがて自分たちに向かうのだけれど、気づいたときには手遅れか。

☆ 日本でも外国人労働者を増やすために在留資格を緩和するとか。政府は「移民」ではないというが、新たな火種ともなりかねない。格差の拡大はあるものの、好景気が続き、確かに人手が不足している。急速な高齢化、老齢化にともない介護職の不足は深刻だ。オリンピックや復興事業で建設業での労働者も不足していると聞く。

☆ 一方で「働き方改革」の一環で、同一労働同一賃金や派遣労働者の継続雇用などが制度として確立した。正規雇用から非正規雇用へ、労働者を踏み台にして、企業は収益を上げてきたが、やがて、日本人の非正規労働者が外国人労働者に替えられていくのだろうか。

☆ ターニングポイントは、消費税10%への引き上げによる個人消費の落ち込みと、オリンピック後の不況か。

☆ 「アラブの春」からシリア紛争、難民のヨーロッパ流入、リーマンショックの余波、ヨーロッパの経済危機、アメリカの自国第一主義、米中対立、南米の経済危機。サウジとトルコもくすぶっているし、明るい見通しが乏しい。
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宝島社の新聞広告

2018-10-29 10:16:57 | Weblog
☆ 今朝目を引いたのは、朝日新聞に掲載された宝島社の広告だ。

☆ 内田裕也さん、樹木希林さんの家族写真。絵画のようでもあるし、映画の1シーンを見るようでもある。

☆ 構成、アングルが絶妙だ。カメラマンの腕だね。

☆ 家族それぞれに物語がある。そんなことを感じた。
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「小説家とは問題を提起する人間」

2018-10-28 20:17:50 | Weblog
☆ 「小説家とは問題を解決する人間ではない。問題を提起する人間である」(256~257頁)

☆ 村上春樹さんの「1Q84 BOOK1 後編」(新潮文庫)から。チェーホフの言葉として引用されていた。

☆ なるほどねぇ。問題を解決するのは読者の側なんだね。

☆ さて、天吾は「ふかえり」に魅かれだしてきた。さて、どうなるのか。
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アメリカは病んでいるのか

2018-10-28 04:47:56 | Weblog
☆ アメリカは病んでいるのか。反トランプの著名人に小包爆弾が送られたり、反ユダヤと思しき人物がユダヤ教の礼拝所で銃を乱射したり、アメリカでファシズムの動きが出てきたように思える。

☆ トランプ氏が大統領に選ばれる状況、そこにアメリカのいら立ちが感じられたが、いら立ちが暴走を始めているのだろうか。

☆ もしアメリカがかつてのドイツのように独裁国家に変貌すれば世界はどうなるか。弱体化したとはいえ世界最大の軍事力をもつ国だ。アメリカ、中国、ロシアと三つ巴の覇権主義、帝国主義が世界を席巻しそうだ。

☆ 今が岐路なのかも知れない。キーになるのは経済だ。
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中米で民族大移動

2018-10-27 18:13:07 | Weblog
☆ NHKラジオのニュースは、中米ホンジュラスから数千人の人々がアメリカへの移住をめざして北上していると伝えていた。

☆ 強硬な不法移民阻止政策をとっているトランプ政権。十分な対策を行っていないとホンジュラスへの援助を打ち切ったことから経済危機が起こり、食えない人々がアメリカを目指しているそうだ。ヤブヘビか。

☆ 民族の大移動と言うと、崩壊寸前の東ヨーロッパ諸国を思い出す。最近ではシリア紛争で多くの難民の移動があった。

☆ 北上する人々はメキシコに着いたという。メキシコ政府、更にはアメリカ政府は軍を投入して国境を守るようだ。メキシコやアメリカの国境付近に難民キャンプができるかも知れない。強硬に国境を突破しようとすると軍との衝突も起こりかねない。メキシコが連鎖的に経済危機に陥る可能性はないのか。

☆ ベネズエラでは驚異的なインフレが起こっていると聞く。中米諸国の経済危機が世界の経済危機にならねばよいのだが。

☆ 今、村上龍さんの「愛と幻想のファシズム」(講談社文庫)を読んでいるけれど、何か事態が似てきたなぁ。
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日中友好ムード

2018-10-27 10:12:29 | Weblog
☆ 安倍総理が訪中し、日中友好ムードが高まっている。靖国参拝、尖閣問題などで対立していたとは思えないほどだ。

☆ 背景には米中の対立が垣間見える。政治的な懸案は棚上げしても、保護主義を強めるトランプ米政権に対して、自由貿易という点で日中の思惑が一致したのだろう。

☆ 中国からの企業の撤退も深刻さを増しているのだろうか。

☆ さて、トランプ政権はどう動くか。経済の先行きにかげりが見えてきた。保護主義が自らの首を絞めているのではなかろうか。中間選挙、次の大統領選挙に備えて、何か動きがあるかも。ドンパチはやめて欲しいが。

☆ 合従連衡、漁夫の利など中国には多くの故事がある。中国の思想を読み解くには歴史書を読む必要がありそうだ。


☆ ところで、日中関係については公明党の働きが大きい。今回の友好ムードも9月に公明党幹部が訪中した際に根回しをしていたのではないかと思われる。改憲をめぐっては自民党と公明党との温度差を感じるようになってきたが・・・。
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映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」

2018-10-27 00:08:40 | Weblog
☆ アマゾンで週末100円レンタルをしていたので、韓国映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016年)を観た。

☆ 題名からしてパンデミックもの、それも列車という密室内でのパニックというのは察しがついたが、観てなるほどなぁと思った。

☆ ゾンビ映画というのはB級という感じがするけれど、この映画はそれはそれとして十分に迫力があった。撮影の技だね。

☆ 主人公のソグ。コン・ユという俳優が演じているが、日本なら仲村トオルさんか大沢たかおさんというところか。ソグの娘の子役が良いねぇ。ちょっとウルっときてしまった。あともなかなかキャスティングがいい。日本人と顔が似ているので、この俳優は日本ではこの人かなっとイメージしながら見た。

☆ トイレに行くのを我慢するぐらい、迫力のあるシーンの連続だった。
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警察官の不祥事

2018-10-26 19:42:39 | Weblog
☆ 滋賀県警本部のある警部(50歳で妻帯者)が出会い系で知り合った女性十数人と交際し、公用車を使ってラブホへ行っていたという。数名の女性には金銭を支払っていたそうだ。

☆ 警部は減給の懲戒処分となり、警部補への降格を申し出たそうだ。(部下からこの警部の所業の通報を受けた上司の警視は監察官室に報告しなかったという)

☆ 「出会い系」ってそんなにお付き合いができるんだね。金銭を払ってたとしたら、それはデリヘルかな。公用車を使ったのはまずかったね。これから家庭はもめるだろうね。警部補に降格してもまだ警察に残るんだね。警視はなぜ黙視したのかな。

☆ 先日は京都の向日署の交通課勤務の警部補が強制わいせつ致傷とかで逮捕されていたし、警察官は銃を持っているだけに怖いなぁ。
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ドラマ「高い城の男」

2018-10-25 23:18:01 | Weblog
☆ ドラマ「高い城の男」のシーズン1エピソード1を観た。

☆ もし第二次世界大戦で枢軸国が勝っていたらという設定。アメリカは東海岸を大ナチス帝国が、西海岸を日本太平洋合衆国が統治し、中央に中立地帯がが設けられている。戦後15年余が経過し、ヒトラーも病魔に冒され、次の覇権を狙ってナチス内で、そしてドイツ対日本の新たな戦争が始まろうとしている状況。

☆ そこにレジスタンスがからんでくる。高い城の男は「イナゴ身重く横たわる」という反ファシズムフィルムを制作、それをめぐり、レジスタンス対体制側(ナチスと日本)との争奪戦が繰り広げられる。

☆ 戦勝国がなぜ英語を話しているのかと疑問に思ったが、それはお約束ということか。

☆ 「イナゴ身重く横たわる」は、村上春樹さんの「1Q84」の「空気さなぎ」のような感じか。(内容は全然違うけれど)

☆ パラレルワールドなのかも知れない。

☆ 原作を読んでみたくなった。
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映画「パットン大戦車軍団」

2018-10-25 17:59:41 | Weblog
☆ 映画「パットン大戦車軍団」(1970年)を観た。

☆ 第二次世界大戦で活躍したパットン将軍を描いたもの。激しい戦闘シーンそしてパットン将軍のエキセントリックな戦闘好きが印象的だった。

☆ 「戦争」という事象が実に野蛮極まりない行為で、それに勝つためにはこうした性癖の人間が必要なのだろう。

☆ パットンとブラッドリー将軍は何が違うのか。映画の中でブラッドリーが話している。「わたしは任務だから戦っているが、あなた(パットン)は好きだから戦っている」と。

☆ パットンとロンメルは何が違うのか。それはそれぞれの立ち位置とどちらの国に生まれたかという違いだけなのかも知れない。

☆ パットンとヒトラーは何が違うのか。終盤、パットンが画家に肖像画を描かせている場面がある。その様子はヒトラーと似ている。二人の違いは政治的野心があるかないかということだろう。どちらもナルシストでサディスティックな面をもっているが、ヒトラーの欲求はより大きなものだったのかも知れない。ヒトラーに言わせれば、パットンなどは戦車で遊んでいる子どものようなものかも知れない。

☆ パットンは映画の中で何度も過去の歴史上の戦闘を回顧する。時には輪廻をにおわせるようなセリフもある。時代が時として彼のような存在を生むのかも知れない。日本で言えば幕末の西郷隆盛もそんな人なのだろう。戦乱の中にこそ自らの使命を見いだし、平和になると姿を消す。「天命」というものかも知れない。

☆ 偉人伝に終わってしまえば戦争賛美につながるが、まぁそんな難しいことは考えずに映像を楽しんだ方が良いのかも知れない。3時間近くの作品だったが、飽きることはなかった。

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