「円」最高値は時間の問題

★　報道ステーションを見ていると、アメリカのスタグフレーションは深刻な様子。金や円の高騰は何よりの証明か。

★　それにしても円高が止まらない。私のささやかな収入も海外から見れば、大きな増収と言うことか。国内で消費する分には何も変わらないが。

★　知らないうちに日本人は金持ちになっている。この際だから海外の資源やブランド品を買いあされば良いのだが、かつてのバブル期の様な余力はないようだ。

★　円高目当てに「じゃぱゆきさん」が増えそうなものだが、日本もアメリカに負けず雇用が深刻だ。日本人が嫌う３Ｋ（きつい・汚い・危険）の仕事への就労状況はどうなのだろうか。

★　日本人も贅沢を言っていれば食いはぐれる時代になってきた。定年も延長されると言うから、若年者の雇用は益々深刻だ。

★　先細り経済が益々加速される。

★　さて、どうしたものかねぇ。

「日本化」が進む中で

★　アメリカではオバマ大統領の再選が危うくなっているという。

★　「Yes, we can」と華々しく登場したオバマ氏だが、今では「Yes, you Kan」あるいは「Anyone but Obama」と皮肉られるありさま。

★　一方で保守派の「ティーパーティ」が幅を利かせてきた。アメリカはまたモンロー主義にでも戻るのか。

★　アメリカと歩調を合わせているわけではなかろうが、日本の民主党政権も先行きが暗い。鳩山、菅と短命内閣が続き、次のリーダーをめぐってはコップの中の争いを展開している。

★　永田町界隈だけがお祭り騒ぎのようだ。本命は野田氏だが前原氏の出方次第では予断を許さない。誰がなろうが、できることは知れている。せめて政界再編でもして閉塞感を打ち破って欲しいものだ。

★　日本でも「たちあがれ日本」や安倍元首相などタカ派の人々の動きが多く報じられるようになってきた。橋下知事の「維新」の風は全国レベルに発展するだろうか。

★　中国、ロシアなど新興国の外へのベクトルが高まる中、世界史的な地殻変動が起ころうとしているのかも知れない。

★　人類はこの試練を乗り越えることができるだろうか。

「ピカルの定理」を見た

★　フジテレビ系列の「ピカルの定理」という番組を見た。面白かった。

★　かつての「はねトビ」のように、若手芸人ならでは、深夜番組ならではの活気があるなぁ。

ポスト民主

★　菅総理が退陣を明確にし、ようやく動き出した民主党の代表選。

★　菅総理のねばり、国民にとってプラスだったのか否か、歴史の判定を待つところだ。

★　次期代表は野田財務大臣を中心に検討されいているようだが、誰がなっても財政赤字との戦いは必至だ。

★　民主党は目玉政策を次々放棄し、一方で大増税を進めようとしている。増税をする前に身を切る努力をして欲しいものだが、どうもそちらは及び腰だ。支持団体の顔色をうかがいながらと言うところか。

★　次期総選挙での民主党の苦戦は必至。かといって他の政党への不信感もぬぐえない。いわば政治の敗北と言う感じだ。相対的な勝敗に政治家たちの一喜一憂の顔が浮かぶ。

★　ところで消費税が１０％になっても国債依存は抑えられないとか。じゃあ消費税を１５％、２０％、あるいは２５％まで上げるなんて声を出てくるかも知れない。

★　しかし、それでは一時的な駆け込み需要はあっても、長期的には消費マインドが冷え込む。今や節電、節約の時代である。大量生産、大量消費などと言っていた時代は、遠い昔の物語だ。

★　望むと望まざるにかかわらず江戸時代のような低コスト社会にならざるをえないのかもしれない。

★　ポスト民主の時代がやがて訪れる。社会主義化路線の反動が起こるかもしれない。増税を抑える一方で、景気浮揚に重点が置かれ、福祉予算が抑えられるようになるかも知れない。

★　破綻した企業が年金をカットされるように、年金や福祉関連の予算がカットされ、また「能力に応じて」ということで受益者負担の思想が巻き返すかもしれない。

★　格差は増大しそうだが、国家総動員による統制経済よりはましか。

★　右肩上がりの成長は望めそうもない。どちらにしても苦渋の選択になりそうだ。

株価乱高下

★　夏期講座１４日目。半分を超えた。

★　世の中では株価が乱高下。発表されるアメリカの統計に一喜一憂のようだ。

★　それにしても５％水準の乱高下は重体の患者のようで、極めて危険だ。

★　１株も持たない私でさえ心配になる。

★　深夜のＮＨＫスペシャルは、「なぜ太平洋戦争が起こったのか」を連夜の放送。とても参考になる。

★　統帥権と言う魔物。官僚組織の弊害、そしてその組織を動かし、また組織に動かされる人間の力量。背後には世界史的な歴史の必然性。

★　再び戦争の惨禍が訪れないように、心しておきたいものだ。

★　しかし、欧米の経済不安、ノルウェーの銃乱射事件、イギリスの暴動。経済の沈滞が社会不安を増幅し、政治的には右傾化が進んでいる気がする。

★　自国の利益、拡大主義。行き着くところは帝国主義か。その先は戦争。

★　総力戦の時代。戦争は人類全体の消耗戦になるだけなのに。それとも多すぎる人口の淘汰なのか。しかし、それはあまりにむごい。

★　人類は宿命を超えることができるか。

注目のＮＹダウ

★　アメリカがくしゃみをすれば、日本が風邪をひくなどと言われて久しいが、日本の株価がアメリカダウ平均に大きく影響を受けている。

★　注目は、今日のアメリカ市場の動きだ。ここで株価が暴落しようものなら、明日の日本市場は大混乱だ。

★　ところで、米の先物市場で値段がつかなかったという。福島原発の放射能汚染がどれほどまで広がっているのか関心が集まっている。主食の米だけに影響が大きい。

★　金の先物価格も高騰を続けている。

★　通貨の信用が急激に下がっているように思う。

★　また配給制の時代になるのか。大変な時代がやってくるのではなかろうか。

「ブラックマンデー」再来か否か

★　アメリカ国債の評価が下がったという。

★　ヨーロッパではイタリアがＧ８開催を要請とか。世界経済がどよめいている。

★　問題は８日、月曜日のマーケットの動きだ。これでアメリカの株価が暴落でもしようものなら、ブラックマンデーの再来か。

★　日本の為替介入に対しても風当たりが強そうだ。

★　まさか、日本は孤立化の道を歩むのか。

★　私たちは歴史の岐路に立っているのかも知れない。

紙幣の価値がなくなる日

★　ドル安が続き、経済の先行き不安からか欧米発の株安が進行している。

★　日本銀行は積極的に市場に資金を供給しているのに、景気は良くならない。

★　政府・日銀は円高・ドル安に対応するため、市場にも介入しているが、焼け石に水のありさまだ。過度の市場介入はやがて自分の首を締めることにならないか。

★　輸血、輸液を繰り返しても病態に改善がないのは、体質的に問題があるのではないか。処方が間違っているのではないか。

★　さらに、子ども手当の廃止、復興名目の増税。消費マインドが冷めることばかりだ。

★　まさか、政府はハイパーインフレを誘導し財政赤字を目減りすると言う作戦か。財政破綻を回避するための危険な賭けか。多くの企業や庶民が没落するなぁ。

★　歴史は繰り返すと言うが、昭和初期の様相を帯びてきて心配だ。

★　ところで紙幣は信用を失えば「紙切れ」に過ぎない。ハイパーインフレや国家財政の破綻となれば、絵空事ではなくなる。

★　金相場が不気味な高騰を続けている。

★　こうした世の中の変化は、貴金属品の買い取り業者が身近になったことでもわかる。いつかバブルははじけるのだが、行き先を失ったマネーが出口を求めてチキンレースを繰り広げている。

★　世界経済の破綻。それは戦争への入り口だ。

★　紙幣の価値がなくなる日。そんな日が近づいているようで不安だ。

経産省が「人心一新」という

★　原子力安全保安院の電力会社への「やらせ指示」をめぐり、海江田大臣は経産省のトップ３人を更迭した。

★　更迭されても高級官僚はしばらくすると、どこかおさまるところにおさまるのだろうねぇ。

★　次のトップが決まったそうだけれど、官僚にとっては「人事がすべて」ってな感じだから、学閥がどうの、派閥がどうのと霞が関界隈はうるさいことだろう。

★　経産省の内幕を暴露し、民主党政権を批判した古賀さんは、どうなるのかなぁ。
　

元の「児童手当」

★　民主党の目玉政策であった「子ども手当」は、元の「児童手当」に戻ることが民自公の話し合いで決定した。

★　民主党が掲げる４Ｋの１つがまたそぎ落とされた。４Ｋがなくなれば民主党政権などは自民党の亜流になってしまうのだが。

★　民主党らしさって何だろうか。

★　ところで、「子ども手当」は最初から児童手当の拡充と位置付けておけば良かったのに、鳩山政権ができもしないことをパフォーマンスでマニフェストに掲げるから、現場はとんだ迷惑だ。

★　鳩山氏的な人は好かんなぁ。政界引退と言ったかと思えば、それも撤回。最近はことあるたびに「いっちょがみ」で、混乱を助長するばかり。

★　お金持ちの道楽なら、とんだ迷惑だ。

★　ともかく、紆余曲折の末「元の児童手当」。時間とエネルギーの浪費だね。