じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ちぐはぐな内閣

2011-07-14 14:47:07 | Weblog
★ 昨日、総理大臣が「脱原発」をぶち上げたかと思ったら、今日は官房長官が「脱原発は遠い将来に向けての総理の希望」とトーンダウン。

★ 何が何やらわからない。

★ 昨夜の記者会見からして、菅総理としては大きく花火を打ち上げたつもりなのだろうが、世論の支持どころか、退陣表明をした総理の発言を真剣に聞く人は少ない。そもそも具体策がない。感傷的、センチメンタルな気分さえ感じた。

★ この総理大臣は党内論議というものを全く気にかけないようだ。自分自身の至らなさに反省の弁を繰り返すが、全然反省していない様子。相変わらずの思いつき。

★ 周りの者もさすがに愛想が尽きたのではないか。

★ こんな人物を総理に選んだ民主党の見識が問われる。

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「さよならの夏」

2011-07-13 09:19:18 | Weblog
★ ジブリ映画「コクリコ坂」の主題歌に何か懐かしいものを感じた。

★ ただ、何だったのか思い出せず、モヤモヤとした気分だったが、やっとわかった。

★ 1970年代にやっていたドラマの主題歌だ。オリジナルは森山良子さんが歌っていた。

★ 作曲は坂田晃一さん。坂田さんの曲は、メロディーラインが素晴らしい。途中からの転調(?)も心が揺さぶられる。

★ 風車の「旅路」も好きだ。

★ 「思いでぽろぽろ」では、ベット・ミドラーの「ローズ」をアレンジして使っていたし、ジブリ映画はいい曲をリバイバルしてくれるねぇ。
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市民運動がヒートアップ

2011-07-12 19:40:19 | Weblog
★ 佐賀県庁では市民団体が県職員と小競り合いとか。

★ デモ隊とそれを阻止する人々の姿と言うのは、日本では久々の風景だ。

★ 脱原発の運動がヒートアップしてきた。

★ 冷静に話せば良いものだが、ちょっとしたボタンの掛け違えが大きな事件に発展することは歴史上珍しくない。

★ ジャスミン革命もきっかけはささいなことだったという。ただ市民の間には長年の政府に対する不満がはちきれんばかりだったのだ。

★ 日本でも政府への批判が高まっている。震災対応だけではなく、社会全体へのどんよりした憤懣が溜まっているように思う。そしてそれがはけ口を求めているかのようだ。

★ 初動で対応を間違えば内乱の危機。力で抑え込もうなどしては最悪な結果を招くよ。
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「はやぶさ」映画化へ

2011-07-12 10:08:01 | Weblog
★ 「はやぶさ」が映画化されると言う。それも3社競合だと言うから、どの社も力が入りそうだ。

★ 小惑星「イトカワ」から苦難の末帰還した「はやぶさ」。NHKで勝間さんが川口マネージャーをインタビューしながら、プロジェクトの流れをドキュメンタリータッチで伝えていた。

★ これに中島みゆきさんの「ヘッドライトテールライト」が流れれば、懐かしい番組になりそうだった。

★ ところで映画版。朝日新聞の記事によると、20世紀フォックスは竹内結子さん主演で、リアリティに重点を置くと言う。川口マネージャー役に佐野史郎さんを起用。佐野さんの雰囲気はどことなく川口さんと似ている。

★ 東映は川口さんの役に渡辺謙さんを起用。これだけでだいたい映像が見えてきそうだ。「ラストサムライ」や「沈まぬ太陽」が思い浮かぶ。

★ 松竹は藤原竜也さん演じる若手エンジニアを中心に描くと言う。松竹と言えば人情味豊かな作品になりそうだ。

★ 三社三様。結末はわかっているだけに、その過程をどう描くかが見ものだ。見比べてみたいものだ。
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93歳の遺書

2011-07-09 10:12:54 | Weblog
★ 毎日新聞は、福島原発事故で避難を余儀なくされた93歳のおばあさんが「お墓にひなんします」という遺書を残して自ら命を絶たれたことを報じた。

★ ひらがな交じりで綴られた遺書。93年の日々を思い起こされる。少女時代、嫁がれ子育てされた時代。農業に汗を流されて、孫の顔を見られて。そしてこの原発事故だ。

★ 「この原発事故さえなかったら」と悔しい思いがこみ上げる。

★ 政治家たちはキメの細かい対応などと常套句を繰り返すが、やったことと言えば地図に同心円の円を描いただけ。それも後々の健康被害に対する責任追及を恐れて、余りに乱暴な線引きではなかっただろうか。

★ おばあさんは遺書の中で「はじ」と言う言葉を使われている。政治家が責任のなすり合いをしている「恥」とは重みが違う。

★ 残念な死だ。しかし、政治家たちはこの死を厳粛に受け止めて欲しいものだ。総ざんげに値する。政治家が一片の恥を知っているなら、身の処し方を今一度考えて欲しいものだ。
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世界史の渦の中で

2011-07-09 02:57:41 | Weblog
★ 南スーダンが独立した。

★ テレビ番組で外国人に日本の位置を尋ねる企画を何度か目にした。ある人はフィリピンを日本と思っていたし、ある人はインドネシアを日本だと思っていた。中にはカムチャッカ半島を日本だとする人もいた。

★ これを見て日本人は苦笑いをするのだが、では南スーダンはどこかと問われれば、私達も同じようなものではなかろうか。

★ 極東に住んでいると、アフリカのことには疎くなる。

★ 長年続いた内戦を経ての独立。まずは良かった。

★ アメリカでは雇用統計が予想以上に悪くて、株価が下がり、ドルが安くなった。リーマンショック以来、アメリカ経済はなかなか改善しない。このままでは来年のオバマ大統領の再選も危うい。チェンジは言うは易くということらしい。

★ 大恐慌の時代、ニューディール政策を行ったルーズベルト大統領も経済復興と言う意味では成功しなかったようだから、同じような繰り返しか。しかし、かつての恐慌は太平洋戦争によって乗り越えられたと言うから、そんな荒治療はご免だ。

★ ドイツでは脱原発法案が可決されたという。アメリカ、フランスの原発推進派対ドイツ、イタリアの脱原発派。どこかで見た構図だね。日本は日独伊同盟となるのか。

★ ヨーロッパではギリシャ、ポルトガルなどの経済危機が長引いている。「1つのヨーロッパ」の時代。経済が連鎖的に破綻する事態が起こらないとも限らない。経済の破綻は社会不安を煽り、政治的な混乱を招く。

★ 背に腹は代えられず、かつてのファシズムのような強硬な勢力が現れないとも限らない。極右も極左も危険だ。

★ 日本では首相が1年ごとに交代し、外務大臣は誰がやっているのか覚える暇もないほどだ。場当たり政策ばかりで、名ばかりの「国家戦略」が虚しい。長期的な展望は全く見えない。

★ これでもやっていけるのは、バカの一つ覚えの様な日米同盟のお陰だが、アメリカにいつまで甘えられるのかも危うい。中国は着々と拡張、覇権に向け実績を積み上げている。

★ 新興国の発展は、G7体制を揺るがしている。もはやサミットはサミットではなく、快速電車ができて急行が有名無実化するように、日本の格下げが始まっている。

★ トインビーの西洋没落史観やハンチントンの「文明の衝突」を引くまでもないか。

★ 日本の経済も政治も世界の流れの中で動いている。かつて黒船に象徴される帝国主義が徳川260年の体制を崩したように、大きな歴史の渦の中で、日本も変化の時代を迎えているのかもしれない。
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「恥」論争

2011-07-08 23:43:41 | Weblog
★ 国会では「恥知らず」だとか「恥の文化」だとか、破廉恥な人々が「恥、恥」とやかましい。

★ 「恥の文化」と言えば、ベネディクトの「菊と刀」だと思い起して、読み直してみた。

★ 「菊と刀」は太平洋戦争の時代に書かれた日本人論だ。西洋人にとって不可解な日本人について日本人以上に詳細に分析している。岡目八目と言うところか。

★ ただ、戦後65年を経て、日本人もすっかり変わってしまったなぁと思う。

★ 国会で「恥」論争をしているが、恥を自覚するなら国会議員の多くは切腹、あるいは腹は切らなくとも、政界からは隠居せざるを得ないのではないか。

★ 「恥の文化」と言われた時代。それは、それなりに独自性のある文化だったのだろう。

★ 敗戦を機に、科学至上主義ならまだしも、拝金主義や利己主義の時代となり、その権化とも言うべき政治家たちが「恥」を論じるありさまは、むしろ滑稽である。
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官僚たちの暑い夏

2011-07-08 19:22:07 | Weblog
★ 財務省対経産省。経産省の中でも、原発推進派対再生可能エネルギー派。官僚たちの暑い派閥争いは、相変わらず活発だ。

★ 私は院生時代、某出版社の記者として、臨教審でにぎわう文部省や総理府あたりを歩きまわっていた。

★ 利権とあまり関係のない文部省でも次官の人事が官僚たちの最大の関心事。東大閥か否かなど。キャリア官僚たちは入省と同時に昇進レースに参加する。昇任と同時に何人かが振いにかけられ、次官候補が絞られていく。

★ 民主党政権。政治主導とは言いながら、内閣がぐらついているものだから、結局官僚の思うツボ。

★ 菅対官の戦いも続いているようだが、菅総理の手法があまりにもお粗末だから、国民の支持が得られず、結局官に牛耳られてしまいそうな勢いだ。
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ストレステスト

2011-07-08 11:53:37 | Weblog
★ 朝日新聞、針すなおさんの風刺画を見て感じた。

★ ストレステストと言えば原発の再稼働に向けて、菅総理が急きょぶち上げたものだが、原発ならぬ、菅総理取り巻く人々がストレステストを受けているようだ。

★ 「イラ菅」の名をもつ菅総理は小泉元総理を見習ってか、鈍感力をフル稼働。その一方で、党の執行部や閣僚はストレスがたまるばかりの様子。

★ 松本氏に続いて、海江田経産大臣もついにプッツンとキレてしまったようだ。

★ 執行部も内閣も崩壊。これで国政が運営できるのだろうか。

★ 国民のストレスもそろそろ限界だ。

★ 退任をほのめかしたリーダーが居座ることの弊害、ここに極まれり。
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お疲れ内閣

2011-07-07 12:43:53 | Weblog
★ 菅総理の迷走はともかく、3.11以降、未曾有の災害対策に閣僚の面々はよく頑張ったと思う。

★ 疲労の末か、先の復興大臣のようにキレてしまった人もいたが、どの大臣もお疲れの様子だ。

★ 今朝の国会では海江田大臣が辞意をほのめかしたという。タテマエはともかく、過労の上に、コロコロ変わるトップのご意向につきあってはいられないということなのだろう。

★ いわゆる「死に体内閣」。復興大臣の人選で仙谷氏や安住氏が固辞したように、もはや大臣という地位にさほど魅力はないようだ。

★ 遠い昔、陸軍大臣が辞職して内閣が倒れたなんてことがあったが、閣僚が全員辞職して、後任も見つからなければさすがの菅総理も進退窮まると思うのだが、そこまでやる肝っ玉があるかどうかだね。

★ いや、菅総理のことだから亀井氏とともに2人で大臣職を全部兼任しても、政権を放さないかもしれないね。
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