★ 今日は今年度第3回目の英検。無事に終了した。共通テスト第1日目はどうだっただろうか。
★ さて、今日は柚月裕子さんの「朽ちないサクラ」(徳間文庫)を読んだ。「孤狼の血」のような凄味や「盤上の向日葵」のようなスリリングな展開には欠けるが、それなりに面白かった。
★ 本作の主人公は警察官ではなく警察で事務を執る職員。友人の新聞記者との会話で不用意な発言をしたばかりに、それがスクープになり、所轄署は窮地に陥る。
★ 新聞記者は自分のせいではないと弁解し、真相を解明するといった矢先、殺される。
★ どうやら事件の背後にはカルト教団の影が。しかし、その背後に更に黒幕が。底の浅い話だと思わせておいて「実は」とどんでん返しをするところが面白かった。刑事警察と公安警察の駆け引きも面白かった。
★ この作品、どうやらまだまだ続きそうだ。
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