じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

横山秀夫「罪つくり」

2022-03-21 19:01:08 | Weblog
★ 春分の日だというが、いつも通りの授業。しかし、その方が体調が良いいようだ。今週末からは春期講座が始まる。貧乏暇なしって感じだ。

★ さて、今日は横山秀夫さんの「罪つくり」(日本推理作家協会編「ミステリー傑作選 マーベラス・ミステリー」講談社文庫所収)を読んだ。終身検視官・倉石義男の「臨場」シリーズだ。このシリーズは、どうしても内野聖陽さんのイメージが根付いている。

★ 今回のエピソードは倉石検視官は脇役で、若手の刑事と彼らの生い立ちに焦点が当てられている。そうはいっても事件は起こる。容疑者を落とそうとする刑事と自白を躊躇する容疑者の緊迫感が伝わってきた。

★ ところで倉石検視官、物語の中で胃がんだという箇所がある。痩せているのも気がかりだ。これからも活躍してほしいのだが。
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