じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

新川直司著「四月は君の嘘」

2017-08-20 10:05:28 | Weblog
☆ 主人公は有馬公生。小学生時代、数々のコンクールで優勝したピアニスト。その彼が11歳でピアノをやめた。

☆ 彼は今、中学3年生。幼馴染の澤田椿、渡亮太とともに普通の中学生活を送っていた。

☆ そんな4月。彼の前に一人の女性が現れる。同じ中学3年生の宮園かをり。彼女はヴァイオリニストで、ピアノを弾けなくなった公生を再びピアノに向かわせる。そんなかをりには大きな秘密があった。


☆ 中学3年生の1年間を描いた作品。数々の音楽を背景に彼らは日々悩みながら成長していく。息もつかせぬテンポで作品にグイグイ引き込まれる。

☆ クライマックスの絵は躍動している。公生の心の怒涛がピアノの音に昇華し、いつまでも鳴り響いている。

☆ 「拝啓 有馬公生様・・・」で始まるかをりの手紙。ここで「四月の嘘」の真実が明かされる。「好きです、好きです、好きです」・・・涙があふれてしまう。

☆ 素晴らしい作品だった。

☆ この作品、三田誠広著「いちご同盟」からいくつか引用されている。「あたしの心中しない?」のセリフはグサッとくる。
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