じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

江國香織「はるかちゃん」

2024-07-27 14:54:44 | Weblog

★ 夏期講座、第1週目が終わった。今年は受講生が少なめなので、例年よりゆとりを感じる。それにしても、この猛暑は手ごわい。

★ アメリカでは銃撃事件でトランプ氏の大統領就任が有力視されたが、バイデン大統領が選挙戦を降りて、情勢が変わってきた。日本では9月の自民党の総裁選を経て、10月に総選挙の様相。パリでは夏のオリンピックが開幕。前回の東京が変則的だったから、何か変な感じだ。

★ ウクライナやガザ地区はどうなっているのだろうか。

★ さて、まとまって本を読めないから、今日は江國香織さんの「すいかの匂い」(新潮文庫)から「はるかちゃん」を読んだ。

★ 何かと病院通いの多い小学2年生の少女が、夏休み団地に住む「はるかちゃん」という同級生と仲良くなった。はるかちゃんは秋には引っ越してしまったので、仲良しの時期は一つの夏休みだけ。

★ 「はるかちゃん」には妹と弟がいた。お父さんとお母さんは別居しているようだ。学校では群れることがなく、おっとりといた自分のペースを守っている「はるかちゃん」。幼いながらにして、大人の事情を背負っている様子。

★ とはいえ、小学2年生の「わたし」がそこまで深くは考えていないが、何となく感じている。

★ 終盤に出てくる変質者は何だろう。「人さらい、こないかなあ」という「はるかちゃん」の言葉が印象に残る。

★ 子どもたち一人ひとりにかけがえのない夏休み。無事故で、楽しい日々が送れますように。

☆ 私はといえば、夏期講座があと4週間。そして夏バテを感じる間もなく、今年も受験態勢に突入だ。何とか健康なのがありがたい。

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