じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「インターステラー」

2020-08-23 20:57:55 | Weblog
★ 映画「インターステラー」(2014年)を観た。SF映画では「2001年宇宙の旅」(1968年)以来の衝撃だった。(「ET」にも感動したけれど)

★ 異常気象のためか食物が枯渇しつつある地球。NASAは人類の「種」を残すために他の恒星圏の惑星への移住を計画する。調査隊が土星近辺のワームホールを利用して、候補となる惑星へと探査に向かうのだが、彼らの前途は多難であった。

★ 物理学バリバリの理論とパイロットの家族のドラマをリンクさせて、ストーリーに飽きさせない。何よりCG技術を駆使した映像とドキドキさせる音響だ。視覚、聴覚両面から迫ってくる。

★ ロボット(「TARS」と「CASE」)がなかなかいい味を出している。マット・デイモン演じる博士の名前がヒュー・マンというのも意味深だ。

★ 2時間49分と長い映画だったが、面白かった。
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連城三紀彦「小さな異邦人」

2020-08-23 17:56:30 | Weblog
★ 安倍総理の連続在職日数が最長になるという。佐藤栄作氏、吉田茂氏を抜くというが、どうも実感がわかない。要は、人材難。弱い野党と人気のない派閥の領袖。

★ 京都新聞「天眼」というコラム。アベノミクスを「アホノミクス」と言い放つ浜矩子氏。今日のお題は「くたばれアルゴリズム」。コロナ禍で混乱するイギリスの大学入試制度を紹介する。

★ 大学入試の上級レベル試験の実施が見送りとなったという。その代替として採用された教員評価とコンピューターによる再評価。コンピュータによる評価は教員評価より厳しく、その背景にはアルゴリズム(計算手法)に所属学校のランキングが加味されたことがあるという。イングランドの「くそくらえ、アルゴリズム!」運動から不用意な機械依存を批判する。

★ AIといっても結局、計算式を設計するのは人間だね。

★ コラム「凡語」では「黒い雨」を取り上げ、その中で興味をひかれたのは「白雨」という言葉だ。昨日の夕立はまさに「白雨」だった。「暮らしの歳時記」で今日が「処暑」だと知る。少しづつ季節が移ろっているようだ。地方紙が面白い。

★ さて、連城三紀彦さんの「小さな異邦人」(文春文庫)から表題作を読んだ。母親と8人の子どもたち(この子どもたちにも複雑な事情がある)。6畳一間で暮らすこの母子家庭に脅迫電話がかかってくる。子どもを誘拐したから、3000万円用意しろというのだ。8人の子どもを確認するが、誰も誘拐などされていない。イタズラか、ということだが、話は複雑に絡まっていく。

★ 子どもの1人、14歳の少女の語りで物語が進む。実はそこにヒントが隠されている。
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