じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「モダンボーイ」

2020-02-10 14:59:55 | Weblog
★ アメリカのアカデミー賞は韓国映画の「パラサイト」が受賞した。機会があれば観てみたい。そう言えば「万引き家族」もまだ観ていないなぁ。どちらも世知辛い世相を反映した映画のようだ。

★ 今日は、韓国映画「モダンボーイ」(2008年)を観た。日本人としては少々心に痛みを感じる映画だった。

★ 舞台は日本統治下の韓国。朝鮮総督府に勤めるエリート官僚が、あるダンサーに一目惚れ。彼の友人である日本人の検事の計らいで、二人は顔見知りになるのだが、彼女には裏の顔があった。

★ 日中戦争が始まりいよいよ戦火の足音が聞かれる時代。朝鮮独立に向けて抵抗運動も激しくなる頃の話。

★ シリアスなようでコミカル。日本(日本人)を悪者扱いすると思いきやそれ一辺倒でもない。旭日旗があふれんばかりに映し出され、君が代さえ流れる。ベースは愛の物語なのだけれど。いずれにせよセットがすごい。

★ 奇妙な気分は、「それでも夜は明ける」(2013年)を白人が見るような感じかな。
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私立高校入試

2020-02-10 03:13:25 | Weblog
★ 1年はあっという間だ。今日2月10日は京都(京阪神)の私立高校入試だ。この1年間、よく戦った。

★ 今年の私立高校志願者数は例年通り。少子化(中学卒業者数の減少分)の影響は公立高校の方が多そうだ。私立は募集が死活問題だから,営業を頑張られている。

★ 京都の志願者数トップは今年も大谷高校。第2位の京都橘の2倍、3000人を超えている。うちの塾生も3人が公立高校の滑り止め(併願)で受ける。

★ 京都橘、花園、京都学園が1500人台で続く。京都学園はここ数年大きく志願者を減らしていたから、今年は復活だ。

★ 続いて、福知山成美、京都文教が1200人台。安定と言うところだ。しかし、この「安定」を維持するための営業活動には涙ぐましいものがある。

★ 京都廣学館、京都明徳、京都成章、ここまでが1000人台だ。京都廣学館、かつて(南京都学園時代)は吊革にぶら下がって遊んでいたり、大挙して電車に乗っていると近寄りがたい雰囲気の生徒が多かったが、最近はレベルアップが目覚ましい。先生方の努力の成果だね。

★ 昨年、志願者が激減した京都産業大学附属は約200人増やして元の900人台に戻した。一方、昨年約300人増やして1000人台に乗せた龍谷大学附属、今年は100人減らして900人台に。関西では関関同立に次ぐ産近佛龍。ライバル校の競争はこれからも続きそうだ。

★ かつて瀕死状態だった女子高も最近は復活。校舎をきれいにしたり、進学先を開発したり、新しいコースをつくったり、経営努力が実っている。努力を怠る(あるいは制度や慣行でがんじがらめで改革できない)公立高校はますます没落しそうだ。統廃合も現実味を帯びてきた。

★ それはともかく、生徒たちには頑張って力を発揮してほしいものだ。

★ 2月17日、18日には公立高校前期、3月6日には公立高校中期の入試がある。
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