じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「スタートレック:ピカード」

2020-01-28 14:58:31 | Weblog
★ ドラマ「スタートレック:ピカード」の第1話を観た。「新スタートレック」が終わって25年。ピカード艦長は提督に昇進した後、艦隊から身を引き、今はブドウ園で隠居暮らしって感じだった。

★ 私は、カーク船長やスポックが活躍した「宇宙大作戦」時代から「スタートレック」のファンだ。「宇宙大作戦(スタートレック)」の後続が「新スタートレック」。

★ 「宇宙大作戦」は宇宙を舞台にした西部劇のような雰囲気だったが、「新スタートレック」は登場人物が多く、人間関係も複雑なので最初は入り込めなかった。第2シーズンあたりだろうか、確かピカード艦長の吹き替えの声が変わり、副長も回を重ねて貫禄が出てきた(ひげなども生やして)。登場人物もだんだん整理されて、謎の生命体Qの登場や生命体を同化するボーグとの戦いなど、面白く感じた。

★ 「新スタートレック」の後は「ディープ・スペース・ナイン」「ヴォイジャー」「エンタープライズ」「ディスカバリー」と続く。「ディープ・スペース・ナイン」は、前作までがエンタープライズ号で未知の宇宙を探検するという設定だったのに対して、宇宙の前線基地での日常が描かれていた。私自身年を重ねたせいか、あまり感情移入できなかった。

★ 「ヴォイジャー」は銀河の遥か彼方に飛ばされた「ヴォイジャー号」が地球への帰還をめざして、絶望的な距離を航海するというものだった。設定とキャスティングが面白かったように思う。「ディープ・スペース・ナイン」の主人公が黒人のシスコ司令官、「ヴォイジャー」の主人公が女性のジェインウェイ艦長というのも時代の要請だろうか。

★ 「エンタープライズ」は、時代をさかのぼりワープ航法の黎明期が描かれていた。宇宙船も潜水艦のように狭く、暗い感じだった。

★ 「ディスカバリー」は、第1話は見たと思うけれど、あまり印象に残っていない。主人公は黒人の女性だとか。バルカン人やクリンゴン人など異形の宇宙人が多数出てくるので、今さら皮膚の色や性別にこだわる必要はないけれど。さすがに地球人以外の宇宙人が主人公というわけにはならないかな。

★ 「宇宙大作戦」で登場する「通信機」や「エンタープライズ」のアーチャー艦長が文章を読んでいる端末などはスマートホンやタブレットとして現実のものとなった。この勢いで、レプリケーター(注文した料理などが再現されて出てくる、言わば3Dコピー機)や転送装置(瞬間移動できる)が開発されればいいなぁと思う。

★ さて、ドラマ「ピカード」は引退した彼のところへデータ少佐の娘がやってきて物語が動き出す。完璧なアンドロイドのデータ少佐(「新スタートレック」で、彼自身は人間的な感情が欲しそうだった)はピカードを救うために命を落としたという。第1話はプロローグ、まだ先は読めないが、あまり老いを感じさせないピカード艦長(走るとさすがにきつそうだが)が活躍するのだろう。

★ SFXを駆使した映像が楽しみだ。
コメント

パンデミック

2020-01-28 00:38:03 | Weblog
★ 新型コロナウィルスによる肺炎が世界的規模に拡大している。

★ 映画「コンテイジョン」(2011年)を再び観た。コウモリと豚によって突然変異したウィルスが感染を拡大し、数百万人の死者が出ると言ったパンデミック映画だ。主な舞台はアメリカだが、リアルなシミュレーション映画と言える。

★ 1人の人間が何人に感染を拡大するか、疾病の感染力を表す数値をアールノート(基本再生産数)というらしい。新型コロナウィルスのアールノートはどれほどだろうか。ここ数日の爆発的な拡大を見ると恐ろしくなる。

★ 中国政府は人民解放軍を投入し、封じ込めに躍起になっている。首相が現地を訪れるニュースを見ると、事態は伝えられているよりもいっそう深刻なのではないかと気にかかる。各国の反応も異例の迅速さだ。ネットに流れている武漢市の病院の状況はまさに映画のシーンのようだった。

★ ところで集団感染の発生が、なぜ武漢市だったのだろうか。細菌兵器とまでは思わないが、必ず原因があったはずだ。
コメント