じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ドラマ「坂の上の雲」

2020-01-02 22:41:01 | Weblog
☆ 正月休みを利用して、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」を観ている。

☆ およそ10年ほど前の作品だが、改めて見ると実に豪華だ。物語を動かす主人公の3人、日露戦争で陸海軍で活躍する秋山兄弟を阿部寛さんと本木雅弘さん、正岡子規を香川照之さんが演じている。これだけでもすごいキャスティングだ。セットも海外ロケもお金がかかってそうだ。

☆ 日本が近代国家として発展していく姿、富国強兵の掛け声のもと欧米列強と肩を並べるべく、思いっきり背伸びをしている様子がうかがえる。

☆ 原作(文春文庫)は長編だが、読んでみようかな。近代日本のルーツに触れることができるかも知れない。司馬遼太郎作品では「花神」も読んでみたい。

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「サピエンス全史」が面白いという

2020-01-02 00:50:17 | Weblog
☆ 正月だということで知人と話をする機会があった。そこで話題になったのが、ユヴァル・ノア・ハラリさんという歴史学者が著した「サピエンス全史」「ホモ・デウス」(河出書房新社)という本。

☆ 「サピエンス全史」はなぜ現生人類が(地球上で)今日の繁栄に至ったのか、認知革命、農業革命、科学革命の視点から解説されているという。

☆ 「ホモ・デウス」は「サピエンス全史」を踏まえて、近未来予測をしているらしい。データが支配する社会。データそのものが、あるいはデータを支配する人々が「神」として君臨する時代が来るかも知れないという。実際、GAFAは世界を変えている。

☆ 更に新しく刊行された「21Lessons」では、情報科学と生命科学の進歩により、人間をハッキングすることさえ可能になるという。

☆ 新たな視点で歴史を捉えるというのは新鮮だが、こうした著書がベストセラーになるということは、現代社会に閉塞感を感じ、近未来にどんよりとした不安を感じている人が多いということかも知れない。人々は道標を求めているのであろう。

☆ 何はともあれ、面白そうなので、「サピエンス全史」あたりから読んでみようと思った。
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