じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「ブリッツ」

2018-04-01 22:45:43 | Weblog
☆ もう1本、映画を見てしまった。「ブリッツ」(2011年)。イギリス版ダーティハリーという感じかな。

☆ ロンドン警視庁のブラント刑事は検挙率ナンバーワン。しかし、その凶暴さは批判の的だ。上司からは「クビ」を警告されるが、そのなことはお構いなしで暴れまくる。連続警察官殺しに怒りの裁きを与える。

☆ 法治国家は大前提。しかし法で裁けないヤツらもいる。許されないがそうした連中を裁いてくれるのはスカッとする。映画だから大目に見よう。
コメント

「ゴーン・ベイビー・ゴーン」

2018-04-01 19:42:09 | Weblog
☆ 社会派の映画を見ようと思って「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(2007年)を観た。重い映画だった。

☆ ボストンが舞台。街は荒廃し、人々の生活も荒んでいる。その街で4歳の少女が姿を消した。警察が捜索をするが見つからない。生死を分ける96時間が迫っている。動転する母親に代わって伯父と伯母が行方不明者専門の探偵パトリック・ケンジー(ケイシー・アフレック)に捜索を依頼する。迷いながらも仕事を引き受けたパトリックは同棲している彼女と捜索を開始するのだが、背景にさまざまな問題を発見してしまう。

☆ 感じたこと。1つ目はアメリカ社会の荒廃。なぜ強硬な大統領が選ばれたのかその理由が少しわかった気がする。高い失業率。不安定な生活。それが犯罪の温床となり、貧困が再生産される。将来に希望のない人々はドラッグや酒に溺れ、刹那的な快楽に身を持ち崩す。

☆ 2つ目は何が正義なのか。どの道が正しいのかがわからないということ。誰が善人で誰が悪人なのか。
コメント

「マネーモンスター」

2018-04-01 16:04:04 | Weblog
☆ 映画「マネーモンスター」(2016年)を観た。

☆ 「マネーモンスター」とは、株価を分析したり資産運用を提案したりするテレビ番組名。司会はリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)。派手な演出で投資を煽る。

☆ ある投資会社の株価が暴落した。会社の広報はコンピュータープログラムのバグだというが、会社の責任者が番組への出演をキャンセルし姿を消したから怪しくなってきた。そんなとき、その会社の株で全財産を失ったという男が銃を持ってスタジオに乱入し、リーの体に爆弾を巻き付け、真相の解明を迫る。

☆ ウォールストリートを舞台に、犯人とテレビクルーの攻防が見もの。

☆ 簡単にテレビ局に侵入できたり、単独犯であり、犯人にスキがあるのに警察の対応が鈍かったり、真相の解明があまりに迅速であったりと筋書きに緻密さはかけるが、ジョージ・クルーニーとディレクター役のジュリア・ロバーツの掛け合いにはまってしまう。

☆ マネーがまさにモンスターになっている現実がよくわかる。昨今の仮想通貨の問題や株の乱高下のカラクリが垣間見える。

コメント

「プラトーン」

2018-04-01 08:04:20 | Weblog
☆ 映画「プラトーン」(1986年)を観た。

☆ 理想に燃えた青年が軍隊に志願しベトナム戦争に参加する。彼が見た戦場は想像をはるかに超えるものだった。

☆ 何のための戦いか。前線の不安や憤懣はドラッグや民間人の殺害・凌辱、家屋の破壊となって現れる。

☆ 大義なき戦争はその後のアメリカの退廃を助長する。アメリカの「正義」が崩壊する。

☆ 若い兵士がジャングルで血を流している間、政治家や財界人は何をしていたか。日本政府は何をしていたか。

☆ 米ソ冷戦を背景に生々しい殺戮が繰り返されていた。戦闘の死者を地中に埋める場面があった。ユダヤ人のホロコーストを思い起こさせる。
コメント