じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「陽はまた昇る」を観る

2010-05-05 20:08:59 | Weblog
★ 日本ビクターのVHS開発の様子を映画化したもの。

★ VHS開発の様子は、以前にNHK「プロジェクトX 挑戦者たち」で取り上げられ、非常に感動した覚えがある。

★ 業界の中では弱小で後発だった日本ビクターが、VHSを家庭用ビデオの統一規格として確立するまでの苦労を現場の事業部長の活躍を中心に描いている。

★ 今でこそDVDだ、ハードディスクだと言うが、ビデオの登場は私たちの生活を大きく変えた。画期的な発明だと思う。

★ テーマ曲である中島みゆきさんの「地上の星」が象徴しているように、私たちの生活は多くの人々の努力の積み重ねの上に成り立っているんだなぁと改めて感じた。一人ひとりが自分の使命を自覚しそれを実現することが大切なんだなぁと思った。

★ 映画では、西田さんの演技は感動的だったし、今回は脇に回った渡辺謙さんも良かった。中でも、仲代達也さんが演じる松下幸之助さんが印象的だった。「経営の神様」と呼ばれる松下さんに会ってみたかったなぁ。

★ 映画は108分だが、製品の開発にかけられた途方もない時間と労力に想いを馳せると「すごい」の一言だ。行き詰まった時に、観てみたい作品だ。
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「グラン・トリノ」を観る

2010-05-05 01:39:37 | Weblog
★ クリント・イーストウッド監督作品「グラン・トリノ」を観る。圧倒される映画だった。とにかく、イーストウッド監督作品はエンディングがたまらない。ちゃんとクールダウンしてくれるから、余韻がいつまでも続く。

★ 時代から取り残されたような頑固な老人と隣に引っ越してきたモン族の家族を取り巻く問題。随所に現代アメリカの闇の部分が表現されている。

★ しかし何と言っても主演のイーストウッド氏本人の演技だろう。現在79歳のイーストウッド氏、これが俳優として最後の仕事とするらしいが、見事に最後までカウボーイぶりを発揮していた。「ローハイド」でも「ダーティーハリー」でも彼はカッコいい。

★ 日本の俳優でこの雰囲気を出せるのは、高倉健さんぐらいか。昔の任侠映画にも通じるものがあるのかな。

★ 男があこがれる男だ。
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