じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ハブ空港

2009-10-14 09:54:36 | Weblog
★ 前原国交大臣は、羽田空港のハブ空港化をぶち上げた。これを受けて成田空港をかかえる森田千葉県知事は怒り心頭の様子。橋下大阪府知事からは関西国際空港のあり方などをめぐって注文がついた。

★ 日航をめぐって地方空港は存続の危機。政権が代わって、問題が一気に噴出してきた。

★ 今まで通り当たらず障らず無難にパッチワークをしていれば問題も起こらないのだが、それでは日本の先行きが怪しい。大臣としてはあえて波風を立てて議論を巻き起こそうとしているようにも思える。議論は大いに結構ではないか。

★ 羽田を整備するのはいいのだが、それならなぜ成田空港を造ったのだろう。あの三里塚の戦いは何だったのか。「自民党政府がやったことだ」だけではぬぐいきれない犠牲の大きさだろう。

★ 神戸や静岡など飛行場が次々と造られている。どれほどの需要があるのだろうか。土建行政の産物ならもったいないの一言だ。そもそもそのうち化石燃料は枯渇する。航空機産業の行く末をどう考えているのだろうか。

★ 一方でリニア新幹線の記事が紙面に躍っている。東京ー新大阪間が67分間。飛行場への足を考えれば、大幅な時間短縮となる。国内の主要都市がリニアで結ばれるようになると、いよいよ航空機は国内交通から退場することになる。そうした展望も考えねばならない。

★ また、東アジア共同体と言う構想もある。ハブ空港問題で韓国の仁川空港がよく例に出される。もはや航空機や船舶など輸送産業の中心は日本から韓国や中国に移りつつあるようだ。安全保障上の問題があるから、国内空港の整備も必要だが、共同体だというのなら、仁川空港とあえてはりあわなくてもよいのではないか。

★ ハブ空港、最初は英語のhaveか蛇のハブのことだと思っていたが、車輪の中心部のことだという。誰が考えたのか、うまく言ったものだ。中心を意識するのは、日本がだんだん世界の片隅に追いやられていっているからか。その点は少し寂しい気がする。

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インフルエンザ、大流行へ

2009-10-14 09:34:58 | Weblog
★ 新聞に新型インフルエンザによる小中学校の学校閉鎖や学級閉鎖が掲載されてどれほどになるのだろうか。

★ 京都府では宇治市や城陽市など山城教育局管内で学級閉鎖が爆発的に増えている。当初10月末に春に続く第2波のピークが来るのではと予想されていたが、どうやらその通りになりそうだ。

★ 今年度について言えば、ワクチンは後の祭りになりそうな公算だ。

★ 心配されるのは乳児や妊娠中の女性だろう。もはや街中はウィルスにあふれている。感染自体は避けることができない。

★ 感染からの防御と言えば、今のところマスクの着用、手洗いとうがいぐらいしかない。満員電車や繁華街の人込みを避けたいところだが、そうばかりも言ってはおれない。年末商戦や初詣もある。

★ 感染は前提で発病をどう避けるか。発病しても軽度にすることが課題だろう。そうなると当たり前に言われることだが、休養と栄養だね。睡眠不足は避けねばならない。

★ 映画「宇宙戦争」の中で宇宙人は地球の微生物によって滅んだ。「人類は多くの犠牲を払い、こうした微生物と共生してきた」とコメントが述べられていた。

★ 映画「地球が静止した日」では、人類が地球を傷つけているとのことで、人類を駆除するために宇宙人がやってきた。

★ 確かに人口は増え過ぎだ。産業革命以降の化石燃料の消費は尋常ではない。人類の貪欲さは凄まじい。危機が身に迫らないと反省しない、危機が迫ったら迫ったでおろおろと慌てふためく姿は、サルにも笑われそうだ。

★ 「新型インフルエンザ」をはじめとする新たな疫病の流行は、人類に課された試練とも言えよう。これを克服し進化できるか、それとも滅亡か。
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