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辰年の年賀状

 年賀状の素材集は、先月買っておいた。ペラペラとめくって、これにしようかという目星は付けて置いた。だが、それで満足してしまったのか、その素材集の行方が分からなくなるまで、放置してあった。だが、昨日、「もう20日じゃないか。年賀状を作るのを忘れてた!」と思い出して、慌てて郵便局で年賀葉書を買ってきた。そして、素材集からCDを取り出して、年賀状を作り始めた。
 しかし、そのCDには題名通り素材しか載っておらず、ベースとなる葉書は何か違うソフトから取り出す必要があった。去年のソフトや初めからPCに入っているソフトなど色々あったが、私が選んだのは「楽々葉書セレクトfor一太郎」。このところ一太郎には随分世話になっているから、年賀状も一太郎で作ってみようと思ったのだ。
 もうここ何年かPCで年賀状を作っているので、ソフトが違っても、だいたいの作り方は分かる。葉書の上に素材集から引き出したイラストや文字を組み合わせれば、あっという間に出来てしまう。ただイラストは1ヶ月前に選んだ物とは違う物にしてみたが、小学生から高校生までに送る年賀状のイラストとしては、最適だと思える物が見つかった。もちろん毎年恒例の
 「今年も一生懸命勉強しましょう」
の文言だけは忘れずに付け加えた。
 だが、問題はここから先だった。毎年作った年賀状はこのブログで一足早くお披露目をしているが、どういうわけか、出来上がった葉書を画像保存できない。確か去年使ったソフトでは出来たはずなのに、この「楽々葉書セレクトfor一太郎」ではどうやっても画像として保存することが出来ない。どうして?
 
 しかし、折角作った物をこのブログで披露できないのは残念至極だ。そこで多少画質が落ちるのは覚悟して、PCの画面をカメラで写すことにした。印刷した物を写してもいいだろうが、まだ一枚も印刷していないので、やむを得ず、そうすることにした。


 う~~~ん・・、かなり見劣りする結果になってしまったのは残念だが、雰囲気は伝わるだろう・・。

 印刷は妻のプリンターに頼むので、後は宛名を手書きするだけだ。一応、「宛名は手書きする」と決めているので、時間を見つけて一気に書いてしまうつもりだ。

  
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1年経って・・

 ちょうど一年経ったのか。なかなか大変だったよな、この一年。
 丈夫だとばかり思っていたのがいけなかった。やっぱり年相応に弱っていたんだよなあ。それに気づかなかったのは情けない話だけど、本人が隠してたんだから仕方ないような気もする。まあ、言い訳だけど・・。
 それにしても、もうダメかと思った人間が回復するんだから、昭和一ケタ生まれの芯の強さには恐れ入る。外から見るだけなら、一年前よりもずっと健康だろう。酒もやめたし、快食快便のようだし・・。
 退院してきた頃と比べれば、ずいぶん動くようになった。確かに足下はヨボヨボして危なっかしい気もするが、まあ、それでも杖は必要じゃないし、一人で歩けるから十分だろう。
 ひょっとしたら御長寿さんになれる気もするくらいだが、どうなんだろう。一度なくしかけた命をつなぎ止めた人間はしぶといような・・。ひょっとしたらこちらの方が早くお陀仏になったりして。
 
 今年の正月はまるで詰まらなかったから、来年の正月は楽しいものにしたい。と言ってもその前に鬼のスケジュールをこなさねばならないのが一大難物。体調を整えて、頑張るしかない。

 金正日はあっけなく死んでしまったが、我が家のじいさんはなかなかしぶとい。何はともあれ、一年は生きながらえたわけだから、メデタシメデタシ・・。 
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スマショ

 「慎吾がレジしてくれたんだよ」
土曜から赤坂サカスのスマショ(SMAP SHOP)で買い物をするために出掛けた妻から日曜にかかってきた電話は、声がうわずっていた。
 「握手もした!」
それはすごい。西武園でのファンミーティングではメンバー全員と握手し、東京ドームのコンサートでは木村さんにお見送りをされた妻が、今度はスマショで慎吾と一対一の握手、妙に強運だ。さすがはロト6のCMをやっている男だけあって、ファンに幸運をもたらすようだ。
 「運がいいなあ」
 「そう!」
帰って来た妻に様子を聞こうとしたら、こんな会話から始まった。
 「夕方になって並んでいたけど、もう入れないかなと思っていたら、入れたの。ラッキー!とグッズを選んでいたら、後ろの方で「キャーッ」って声がしたから振り返ったら、慎吾が入ってきた。「ワーッ」って思いながらレジに行ったら、慎吾が私の前にいたの・・。なんだかボーッとしちゃってたら、慎吾が私の買った物を一つ一つ確かめながらレジ打ちしてくれた。「これ全部」って言ったら、握手してくれた・・」
興奮気味の妻の言葉は要領を得なかったが、こんな感じのことが言いたかったんだと思う・・。
 「で、何買ってきたの?」
と私の言葉に促されて、戦利品を見せてくれた。

 

 何が何やらよく分からないが、細かなことを詮索しても仕方がない。ましてや、「全部でいくら?」などと訊くのは御法度だ。ただただ、楽しんでくれりゃ、それで十分だ。
 
 「おつりを慎吾からもらったんだけど、硬貨は混ざっちゃって分からなくなったから仕方ないけど、千円札はスマ仲間の人と一枚ずつにするつもり。ビニール袋も大事だなあ・・」
そこまでしなくても、と思わないでもないが、スマヲタにとっては当然のことかもしれない。

 「写真は撮らなかったの?」
 「後ろの方の子たちはバシバシ撮ってたけど、私は我慢した。その代わりにショップの壁に慎吾が書いたサインは店員の人の了解をもらって写してきたけど、欲しい?」
 「まあ、ちょうだい」


 しかし、これくらいのことでハッピーになれるなら、安いものだ。どんどん行ってちょうだいな。
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「空中ブランコ」




 今聞いても泰葉って才能あったよなあ、って思う。なぜ歌うのを止めたんだろう?「金髪豚野郎」のせいなのかなあ・・。
 「フライデーチャイナタウン」もいいけど、私にとっての泰葉のベストはこの「空中ブランコ」。なんだか気だるいのがいい・・。

  たぶん私、あれから少し
  さみしい顔がきれいになった
  昔の彼女の話になると
  晴れやかにやさしいあなたが分かる

  もしも、別々に生きたなら
  私たちのこともきっと
  そんなふうにやわらかく言ってね

  踏み出せない空中ブランコ
  ゆらり揺られて宙を舞う 


 1981年に発表されたアルバム「TRANSIT」の中の一曲で、シングルカットもされていない曲の歌詞などさすがのネットにも落ちていなかった。私はこのアルバムを持っていたはずだが、今ではもうどこに行ったのやら、まったく分からない。YouTubeで見つかったのも不思議なほどだが、音質があまり良くなくて、歌詞がうまく聞き取れない。それでも古い記憶を辿りながら、何とか歌詞を掘り起こしてみた。前半はこれでいいだろうが後半になると自信がない・・。でも一応、

  そうね、あなた一人はつらい
  分かりすぎてるお互いだもの
  寄り添う心のわけなどいいの
  うめつくす心に変わりはないわ
 
  時が風向きを変えたなら
  つなぎとめた手をそっと
  ゆるやかに寂しげにほどいて

  踏み出せない空中ブランコ
  ゆらり揺られて宙を舞う 


 本当にいい歌なのに・・。本当に素敵な歌手だったのに・・。残念だなあ・・・。
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巨大セローム


 花屋でこのセロームを見たとき、「何だ、これは?」と思った。こんなセローム見たことない!!
 思わず値札を見て、またびっくり!なんと8,000円、しかもこの日は歳末大売り出しで全品3割引、つまり5,600円!!
「すごい!!」
これを買わずして観葉植物を語る資格などない、などと偉そうな言い訳も即座に思い浮かんだので、
「買う!」
と妻に宣言した。
「こんなに大きな物どこに置くの?」
「置くところなんていくらでもあるさ」
「そうかもしれないけど、ジャングル部屋はいっぱいで置けないでしょう?」
「・・・そうだけど、まあ、なんとかなる」
と言って、配達してもらうことにしたのだが、家に届いて改めて驚いた。
「本当に背が高い・・」
2m50cmはありそうだ・・。
 このまま外に置いておくわけにもいかないから、取りあえず、縁側に置くことにした。だが、葉っぱが天井に着いてしまう・・。


 しかし、これだけ立派に根上がりしたものはそうザラにはないだろう。葉っぱも大きくて勢いがいい!


 ああ、これでまた嘘を重ねたことになる・・。「もう観葉植物は買わない」と10月29日の記事で宣言したはずなのに、ポニーテールを買い、ロストラータも買った。そしてまたこのセローム・・。本当に嘘つきだ。
 さすがにここまでくると自分でも恥ずかしくなるが、もともとセローム好きの私だから、我慢が出来ないのも仕方がない・・。要は、出来そうもないことを宣言などするからいけないんだ。
 
 まあ、その辺が「根性の分かれ目」なんだろうけどね・・。
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陶の灯り道 2011昼編(2)

陶の灯り道 2011昼編(3)


陶の灯り道 2011昼編(4)


 これで今年の「陶の灯り道」の品評会は終了。橋から橋まで川沿いをぐるっと一周すると全作品を鑑賞できるから、夜編と昼編で2周回ったことになる。運動不足の私には良い運動になったはずだ。
 だが、注目すべきなのは、灯り道の作品だけではない。橋の欄干に設置された展示台の中にあったノベルティ(陶磁器製の置物や装飾品の総称)には思わず目を引かれた。

  

  

  

 
 私の拙い写真術では実際に目で見たとおりの質感を表すことは難しい。
「本当に陶器でできてるの?」
と何度も目を見張ってしまったが、硬質で冷ややかな陶器で、なぜ羽毛の柔らかさ、暖かさを表現できるのか、不思議で仕方なかった。
「職人技でしょう」
と製陶所の娘であった妻は胸を張ったが、名もない職人たちが磨き上げてきた技が遮断なく伝承されてきたからこその傑作であろう。これを見ていると、大の鳥嫌いの私でさえも、思わず鳥を指に乗せてみたくなる・・。

 本当に素晴らしい!!
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陶の灯り道 2011昼編(1)

 明るい時に見る「陶の灯り道」の作品は、電灯の光が漏れ出す夜に見るのとは違った印象を与えてくれる。光の効果を考慮して作った物もあれば、明るいときにこそ、その造形と色彩の妙を楽しむべき作品もあるからだ。故に、これは夜の方が良い、そちらは昼の方が良い、などと見比べながら歩くのも、この灯り道を楽しむ一つの方法かもしれない。

陶の灯り道 2011 昼編(1)


陶の灯り道 2011 昼編(2)


 こうやって見ていると、自分でも一つ作ってみたくなる。「陶の灯り道」と名付けられているだけあって、陶製であることが条件となっているのだろうが、あいにく私は粘土細工が得意ではない。陶器の町に生まれただけに、小学校では毎年粘土作品コンテストがあった。全員参加なので仕方なく作って提出したものの、一度も入選したことがなかった。読書感想文とか、他の賞は結構もらった記憶があるが、どういうわけだか、粘土作品コンテストでは傑作を残せなかった・・。自分としては良い出来映えでも、他人の目にはそう映らないこともあるんだと、その時知った。
 そんな私であるから、たとえ自信作ができて応募したとしても、展示される可能性はかなり低いだろう。今更修行しても遅いし・・。ジオラマなら上手に作れるんだけど・・。

 でも、一回くらいは応募してみたいなあ・・。

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今年の漢字

 不祥事でコケた漢検の発表する「今年の漢字」など気にも留めたことはなかったが、喫茶店で読んだ新聞に過去に「今年の漢字」として選ばれた漢字の一覧が載っていたので眺めていたら、漢字一字でその年を上手く表現しているもんだな、と感心した。じゃあ、このブログでも取り上げてみるかと、思い立って、以下に1995年からの「今年の漢字」と、その年に起こった大きな出来事を並べてみることにした。



1995年 「震」 阪神・淡路大震災、オウム真理教事件
1996年 「食」 O-157食中毒事件、狂牛病発生
1997年 「倒」 山一證券等の大型倒産
1998年 「毒」 和歌山カレー事件、ダイオキシン等の環境ホルモン問題
1999年 「末」 世紀末、東海村臨界事故
2000年 「金」 シドニーオリンピック、新500円硬貨・二千円札の発行
2001年 「戦」 米国同時多発テロ、狂牛病の流行
2002年 「帰」 景気復帰、拉致被害者の帰国、原点回帰の年
2003年 「虎」 阪神タイガースの18年振りのリーグ優勝
2004年 「災」 新潟中越沖地震、大型台風の続発、浅間山の噴火、鳥インフルエンザの流行
2005年 「愛」 紀宮様と黒田さんのご成婚、「愛・地球博」の開催
2006年 「命」 秋篠宮紀子さまがご出産、飲酒運転による交通事故、虐待による殺人が多発
2007年 「偽」 食品産地・消費期限偽装問題、年金記録・政治活動費疑惑
2008年 「変」 オバマ大統領就任、世界的金融変動、異常気象
2009年 「新」 政権交代・行政刷新、新型インフルエンザの流行
2010年 「暑」 猛暑、熱中症の多発

そして、2011年は「絆」が選ばれた。
「東日本大震災や台風12号など相次いだ災害で再認識された家族や仲間、地域とのつながりの大切さや、サッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝した「なでしこジャパン」のチームワークの良さなど」などから選ばれたようだが、これは当然の結果だろう。今年、これほど耳にし、目にした漢字はないと言ってもいいほどだ。
 だが、私自身はこの漢字を見聞きする度に、その意味するものがどんどん薄っぺらになっていったような気がしてならない。言葉には口に出さず、心に秘めておいた方が力を持つ言ものがあるように思う。この「絆」という漢字の意味するものもその一つではないだろうか。
 もちろん、震災直後にこの言葉がどれほど日本国民を勇気づけたか、計り知れないものがあったのは十分認めるが、時が経つにつれて、この言葉が、それさえ持ち出せばすべて許されるような免罪符の働きを持つようになったのも、また認めねばならない気がする、残念ながら・・。
 来年以降、この平板になってしまった「絆」という漢字にどれだけの膨らみを持たせられるかが、私たちに課せられた責務であると思う。

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陶の灯り道2011 夜編(2)

 昨日銀行に行って驚いた。「陶の灯り道」だとばかり思っていたのに、そこに貼ってあったポスターには「陶のあかり道」と書いてあった。おかしいな・・、いつから変わったんだろう、一言も私に相談なしに・・。
 「あかり道」の方が優しい感じがするのは確かだが、私の見るかぎり陶器の入れ物からもれ光る「灯り」を楽しむためのイベントであるから、やはり「灯り」とした方が直截だと思う。なので、このブログではあえて「灯り道」と表記することにした。

陶の灯り道 2011夜編(3)



陶の灯り道 2011夜編(4)


 夕方、ちょうど点灯したばかりの頃に車で横を通った時は大勢の人が灯りを見物していたが、さすがに8時近くでは歩く人もまばらになっていた。寂れた地方都市の夜は早いもんだな、と妻と歩きながら話していたら、サンタのおじさんに出会った。


 傍らには客席の付いた自転車が置いてあった。彼らどういう人たちなのか全く分からなかったが、「陶の灯り道」を盛りあげようとしている姿は微笑ましいものだった。

 


 人の顔をモチーフにした作品が4つあった。地元の窯業高校の生徒が作った物だが、どういう製作意図が含まれているのかよく分からなかった。それでも、高校生がこうした催しに参加するのはすばらしいことだと思う。イベントが盛り上がるには、脇力は不可欠だからだ。
 
 また昼の顔は近いうちに・・。 
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陶の灯り道2011 夜編(1)

 寒いのはイヤだけど、「陶の灯り道」の点灯しているのは夜だし、私が見学に行けるのは日曜の夜しかない。このブログの年末の恒例となった感のある「陶の灯り道」の写真を載せないことには年が越せない。そんな色々な事情に後押しされながら、寒空のもと、せっせと写真を撮ってきた。
 本当なら、東京のスマショに出掛けるはずだった妻が、開店したばかりの今ではショップの中に入ることも難しいとの情報を得て上京を見送ったため、例年のように二人で出掛けた。ただし、以前と違って、日曜の夜も9時過ぎまではビールを飲まないようになった私であるから、車で会場まで出掛けられたのは随分助かった・・。

陶の灯り道2011 夜編(1-1)


陶の灯り道 2011夜編(1-2)


 車で通ったときは、展示数が例年より少ない気がしたが、写真を撮るうちに100以上の作品が並べられているのを知った。数の上からは例年と同じくらいだ。だが、何となく少なく感じるのは何故だろう・・。

 その答えも含めて、残りはまた明日のブログで・・・。
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