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バッティングセンター

 昨日このブログの記事を書いた後、昼ご飯を食べに行った。行った先の店の横にはバッティングセンターがあった。いつだったか、このパターンでバッティングセンターに行った記憶が蘇ってきたので、調べてみたら2016年7月14日に記事が載っていた。ちょうど8年ぶりに行ったことになるが、この8年間で体力はかなり衰えているから、バットを振ったところでろくに当たらないだろうな、と弱気も起こってきたが、物は試し、やってみなくちゃ分からない。偶然店は混んでいて、順番待ちに時間がかかりそうだったので、「じゃあ、行ってくるわ」と妻に言い置いて、一人で挑戦することにした。



 一応私は左打ちなので、一番すみのゲージに入った。急速は90km、100km、110kmの三段階選べることになっていて、まずは手始めに90kmで試すことにした。しかし、どういうわけだか、90kmが遅い!!最初、遅すぎてタイミングが合わず空振りばかり。「なんだよ、これ!」と舌打ちしながらも、90kmが物足りないのにちょっとした嬉しさも感じた。すると、次第に慣れてきて、時々鋭い当たりを打てるようになった。「さすが!」と自惚れかけたら、投球が終わってしまった。じゃあ、次は100km!3桁になるとものすごく速い気にもなるが、それがどうして、以外にも大したことがなかった。「これなら楽勝!」と思いながら、1本ホームラン生の当たりさえ打てて、気分がよくなってきた。よし!と気合いを込めて、次に110kmに挑戦することにした。今までこんな球速を打ったことがあったっけ?と振り返ってみたが、実際に投げられた球は驚くほどではなかった。見栄を張るわけじゃないが、これくらいがちょうどいい感じ。事実、ヒット性の当たりを連続して打てたりして、この年でこの鋭い当たりを打てるなんて、まだまだオレも捨てたもんじゃない、などと妙に自信が膨らんできた。
 だが、問題は全て終わった後だった。身体全体が痛い・・。参ったなあ、と思いながら、妻のところに戻ったら、まだ順番待ちをしていた。
「どうだった?」
「110kmなんてへっちゃら。もっと速い球を打ちたかったなあ・・」
「本当?」
「もう少しでホームランだったのも1本打ったし。見せたかったなあ」
 まあ、この辺で止めておいた方が無難だな、と思って自慢話は終わったが、今も全身に感じている痛さが、バッティングセンターでの奮闘の証人であることだけは間違いない。
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