ゲートボール(GB)日記

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高層集合住宅が広域拠点としてふさわしい都市機能?

2013年04月03日 | Weblog
高層集合住宅は問題が多いと思いますが、日本では不思議なことにマンション(大邸宅)などと呼ばれて高級であるかのようなイメージを持っており、いまだに数多く建設されています。
特に駅の近くの高層集合住宅は需要があるようです。

しかし駅の近くでも普通の住宅街が広がっているところは住民は大反対です。
たとえば現在川崎市中原区の武蔵小杉駅前に三井不動産レジデンシャルとJX日鉱日石不動産が54階建て集合住宅(高さ190m)を2棟建設する計画を進めていますが、周辺住民は大反対しています。

ところが、呆れたことに川崎市都市計画審議会は高層集合住宅は広域拠点にふさわしい都市機能の充実と考え建設に賛成です。

川崎市は昔は大気汚染など環境汚染がひどく、住民が大変苦労して環境を改善してきた歴史があります。
その川崎市がいまだに業者よりの発想で都市計画を進めています。
大半の住民の住環境保全の思いが無視されています。

都市部の過密化を加速する高層集合住宅がどうして広域拠点として望ましい都市機能でしょうか。
周辺住民にとっては迷惑であり、住む人にとっては災害時死ぬ確率が高い逃げ場のない危険空間です。
通常でも高所にあるため不安感があり、庭がなく、無機質で住宅としては望ましいものではありません。
それを広域拠点にふさわしい都市機能と欺瞞的な評価をして建設を認める理由は税収が期待できるからだと思います。

高層集合住宅は土地面積当たり税収が非常に高くなり、川崎市の財政にとっては有利です。
しかし川崎市がやっていることは町の住環境を破壊する行為だと思います。


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