ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

遠慮がなくては争いが絶えない

2014年08月07日 | Weblog
ウクライナ東部の内乱を考えてみると、やはり親ロシア派の反乱は犯罪です。
親ロシアではない住民が大勢住んでいますから親ロシア派の反乱はそうでない人々にとって恐怖です。
殺される恐怖に怯えながら残るか、西へ逃げるか、武器をとって親ロシア派と戦うか、非常に厳しい選択を強いられます。
つまり反乱を起こした親ロシア派は、ほかの人々に対する遠慮がなく、乱暴で不法です。

ロシアは親ロシア派の反乱とは無関係な振りをしていますが、ウクライナのクリミア半島をウクライナの了承なくロシアに編入したことからわかるようにウクライナ東部も編入したいと思っていると思います。
したがって裏で何らかの支援を親ロシア派に行っていると思います。
つまり彼らの反乱を助長していると思います。
したがってロシアも反乱地域に住んでいる親ロシア派でない人々に対する遠慮を欠いていると思います。

もしロシアが法を重んじるなら、反乱を起こしている親ロシア派に、仮に反乱に成功してもウクライナ東部をロシアに編入しない、反乱をやめよと言うでしょう。
それを言わないことは反乱を助長している証拠と思います。
あわよくばウクライナ東部をロシアに編入しようとの意図を感じます。

ロシアの政治は古臭いと思います。
民族をこえて人が幸福に生きることを考えていません。
現在の国土で国内の人々を幸福にすることが政治の第一目的ということがわかっていません。
隣国との関係をよくするため隣国の人々の幸福を考えることが近隣外交の第一と言うことがわかっていません。
国境を動かすことより、国境をこえて人々が交流することが大事ということがわかっていません。

古臭い政治のロシアではロシア人自身が幸福になるのに限界があるのではないでしょうか。
強いロシアに気分がよくてもロシア人自身が幸福でなかったら真にロシアはいい国とは言えないと思います。

いい国とは、国土の広さではなく、面積関係なく、国内の人々が幸福かどうかではないでしょうか。
隣国との争いに政治エネルギーを割き、自国民の民生改善に十分な政治エネルギーを振り向けることができないような政治は時代遅れです。

つまり現代では戦争で国境を動かすことは、不法であり、損です。
争いのある国境については、国境の位置について交渉を続けることは結構ですが、決まらなくても現実の国境をこえて交流することを重視した方が得になります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿