ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

小型原子炉は次世代原子炉ではない

2021年11月03日 | Weblog
事故がおこったとき被害が小さいことが期待できるが、原発生産コスト、建設コスト、維持管理コスト、燃料コスト、放射性廃棄物管理コストいずれも高くなり、すでに再生可能エネルギーより高いことがわかっている大型原発の発電コストより高くなると思います。

原発をたくさん建設することになりますから、核拡散、つまり危険拡散になります。放射性廃棄物の出る量は減りません。

たくさんあると設備の維持管理がいい加減になり、非常に危険です。小型だからと言ってプロの維持管理者が不要になる訳ではありません。プロの要員はより多くなります。安易に開発途上国に輸出することは危険です

小型だって地球温暖化を加速します。

脱炭素の本命に小型原子炉を次世代炉と称してすえる動きがアメリカ、中国、日本などにありますが狂っていると思います。

”CAN”は今年も日本に不名誉な化石賞を贈った

2021年11月03日 | Weblog
”CAN”(Climate Action Network 気候行動ネットワーク)は、120か国以上・1300もの団体からなる、世界最大の気候変動NGOネットワーク組織です。1989年に設立されてから継続的に気候変動交渉に関わっており、COP26参加者の間でCANを知らない人はいないでしょう。

その"CAN"がCOP26で岸田文雄総理が行った演説を聞いた上で日本に気候変動対策強化に後ろ向きな国として化石賞を贈ったそうです。昨年に続いて贈られたので恥ずかしいことです。これは民間団体の評価ですが、国連あるいは世界も日本は脱炭素に消極的な国と見ていると思います。

一人当たり炭酸ガス排出量が多いのに貧困層拡大は変です。収益に結びつかない無駄なエネルギー消費が多いことを暗示しています。日本は先進国との思い込みを捨て、生活・生産の合理化・近代化ができているか見直した方がいいと思います。