ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

中国長江山峡ダムが水圧に負けていることは事実らしい

2020年06月28日 | 社会

‍非常に広大な長江中下流平原の水害を防ぎ、水力発電もできるということで画期的なダムとして有名ですが、設計建設のミスか、ダムの本質的問題か、ダムが下流方向に押し出され、上空から見るとその変形が大きく、破壊の恐れは100%ではないかと思います。修理する対策もありますが、当面は中国はダム機能を放棄することで破壊を防ぐのではないでしょうか。つまり貯水せず、放流量を増やすと思います。すると下流域は昔のように水害を受けます。(注)貯水してダムが突然破壊すれば下流域の水害は未曽有のものとなります。

日本では、高さのある大きなダムは、昔は水力発電目的でよく建設したが、その後は利水目的が増え、最近は建設をやらなくなりました。最近のダムでは今年運営が始まった吾妻川の八ッ場ダムが有名です。反対、賛成の意見が激しくぶつかりあいながら、最終的には利水・治水に有益との意見が勝って建設されました。土建会社を支援する政府の土建政治の結果との批判があります。現在も専門家から無駄なダムという意見があり、専門家によってこれから効用の実際的検証が行われます。温泉もある美しい吾妻渓谷の半分を湖底に沈めたので利水・治水の効用がないとわかると政府の信用はまた落ちます。

ダムは結構維持が大変です。決壊の恐れもあります。あまり建設しない方がいいというのが現代の考え方と思います。決壊の恐れが観測されたら、やはり日本でも緊急の対策が必要になります。日本のダムは大丈夫ということはありません。