ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

住むには危険な場所に住んでいないか

2019年08月28日 | 社会
近年の町づくりを見ていると住むのに安全な場所か評価ができていないように思います。
国や地方が防災々々と言う割には町づくりがいい加減です。
防災が大切と言えば人々は国や地方の言うことに従って防災に注意すると思っているかのようです。
 
ひどいことに、地方が計画的に開発した大規模宅地造成地が山崩れの被害、水害などにあっている例があります。
 
町の防災とは、具体的な安全基準を設けることだと思います。
その安全基準に基づいて計画を審査し、地方が町づくりを実行するか、許可することです。
安全な町づくりはコストがかかるとか、個人の自由を制限するので法的効力のある具体的な安全基準を設けることに躊躇するとか、いろいろ国や地方がいい加減になる理由はあると思いますが、災害が起これば、被害を受けた個人だけでなく、国や地方も救済復興災害対策で大きな負担を負うことになります。
また地方は何をやっていたのかと批判を受けることになります。
 
町の防災は個人の自己責任という考えだけではすますことができません。
国や地方の責任も非常に重いと思います。
 
私の故郷は昔大水田地域が住宅地になっています。
昔は農家は水田地域に近い丘陵部に住んでいました。
私の祖父も水田農家でしたが、丘陵部に住んでいました。
大雨が降ると、その地域が大海原のようになったからです。
 
残っている水田と住宅地の高さを比較すると、ちょっと盛り土してある程度です。
そこに住んでいる人はこれまで床上浸水がおこったことがないと言っています。
それなりの排水施設が作動しているのでしょう。
しかし、道路の冠水はところどころでおこっています。
たまたま床上浸水にあっていないだけで、ひどい水害にあう恐れが高い地域になっています。