ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

横浜市は人々が住みやすい町基準をつくってほしい

2018年11月17日 | Weblog
横浜は、高度経済成長期、東京のベッドタウンとして開発が進んだので住宅だけからなる町が多く、老人が住みやすい町になっていません。
私が住む町も典型的な東京のベッドタウンです。
まちなかに小さな公園と町内会館があります。
しかし公園にはトイレがなく、トイレが近い老人にとって快適な場所ではありません。
公園の中にはもちろん、周りにも喫茶店のようなものはありません。
町内会館は小さな建物で、常設のたまり場などありません。
老人のためにいろいろな行事がありますが、月多くても数回です。
 
町をつくるとき、横浜市に町基準があって十分な広さの公用地の確保、長期的視野に立った町内会館の建設などが行われていれば問題なかったのですが、市にはそのような町基準はなく、町内会が苦労して狭い土地を確保し、小さな町内会館を建てました。
 
現在でも市には町基準がありません。
新しく誕生した町でも町は狭小住宅の密集地になっていることが多いと思います。
消防車の通行が不自由な細い道の両側に狭小住宅が林立している町はいくらでもあります。
あまりにも横浜は市政が貧相です。
お金がないのではなく、町づくりを軽視しているのだと思います。
不動産関係者の乱開発に町づくりをゆだねているため、町らしい町ができないのだと思います。
 
美しい町にしたい、安全な町にしたい、老人も住みやすい町にしたいと思うのですが、現在も宅地細分化が進み、庭なし狭小住宅がどんどん増え、町づくりの条件は悪くなる一方です。
横浜市に町基準がない状態で、町の住民ができることには限界があります。
今からでも遅くないので横浜市の町の未来像を描いて町基準をつくってほしいものです。
カジノをつくるより、町基準をつくる方が大事です。