ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

町内会役員と町のボランティア

2012年06月04日 | Weblog


町のボランティアはボランティア精神で町のことをやっていますから町のことをよく知っています。
また町のほかのボランティアについてよく知っています。

それに比して1年交替の当番制で町内会役員になった人は町のことをあまり知りません。
町のボランティアについてもあまり知りません。
前年度役員が何をしたか前年度役員から聞いたり、前年度役員が残した資料を読んだりしますが、経験したことではないためあまり想像力が働きません。
役員としてそれなりの責任感は持っていますが、積極的に町の行事や問題に取り組みたいという気持ちにはなかなかなれません。

また1年交替の当番制で町内会役員になった人はなかなか町内会長になりたがりません。
責任が重いと思うからです。
すると町に町内会長なりたがり屋がいてよく町内会長を引き受けます。
しかし、なりたがり屋は、町のことを考えているのではなく、自分のことを考えていることが多いため、やはり町のことをあまり知らないし、町のボランティアについてもあまり知りません。
なりたがり屋は勝手に町の行事を進めようとします。
したがってなりたがり屋に協力したいほかの役員や町のボランティアはあまりいません。
その結果、なりたがり屋は、町内会長になっても威張るだけで、ほかの役員や町のボランティアの鼻つまみになりやすいと思います。

町内会長も1年交替の当番制で町内会役員になった人の中から互選で決めるということでいいと思います。
町内会長を出した班はもう1人役員を出せばいいと思います。
町内会は普通の人からなる組織です。
町内会長も普通の人で十分です。
町内会長は特に有能という必要はないと思います。

重要なことは行事あるいは新しい問題担当役員を明確にすることです。
そして比較的企画実行力のある町のボランティアを担当役員にアドバイザーとしてつけるといいと思います。

すぐれたアドバイザーは担当役員の不安を取り除くように担当役員に協力します。
すると担当役員は安心して仕事をこなすことが出来ます。
アドバイザーになった町のボランティアは、ちゃんと町のボランティアとして自分の仕事を持っていますから、担当役員の補助にすぎないことを気にしません。

町内会役員と町のボランティアが町のために協力できる町内会は理想的と思います。
仮に町内会長が町のボランティアと張り合うような狭量な人であっても、行事や新しい問題担当役員が町のボランティアと協力するなら町内会は動くと思います。