ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

今後も農産物は輸入すればいいという考えは賛成できない

2010年11月01日 | Weblog


第一次産業は日本も応分の責任を果たすことが健全です。
戦後農業は縮小しすぎました。
農業自給率を改善するためには農地が重要です。
しかし戦後の工業化の波に洗われ、多くの農業地帯が、建造物がいたるところに散在する非農業地帯に変わりました。

これらの非農業地帯は、現在の海外工業生産の増加時代を迎え、完全に工業地帯になる訳でもなく、住宅地帯になる訳でもなく、商業地帯になる訳でもなく、昔の農業地帯に戻ることもできず、性格のはっきりしない中途半端な地帯として衰退していくのではないでしょうか。

農業の復活は容易ではありません。

地方政府は、時間をかけ、散在した工場、住宅、商業施設などを計画的に集め、住みやすい地方都市を再建し、空き地となった所は将来農業に振り向けることができる広大な草地にしておくといいと思います。
この方が財政に無駄がないと思います。

水田地帯が非農業地帯に変わったような地帯は、想定外の大雨が降ったとき大洪水に見舞われ、厚く泥土に覆われるようなことが起こるかもしれません。
このような場合は思い切って都市計画に従がって移住、移転を進め、荒廃地は農業地帯として再開発するといいと思います。

今後の日本の産業は、第一次産業、第二次産業、第三次産業の釣り合いがとれたものでなければなりません。

近代的な第一次産業を育て失業者を吸収する政策が必要です。
公務員や自衛隊員を増やすなどの方法で失業率を下げるような愚策は決して実行してはいけません。