ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

政府が無責任なため町内会が苦悩

2009年12月02日 | Weblog


民族関係では文化の違いは戦争の原因にすらなります。
批判は感情的になると否定になります。

町の中でも住宅基準や町基準の考えの相違は争いの原因になります。
たとえば狭小住宅はよくないと思っている人が多い町では狭小住宅に住んでいる人は肩身が狭い思いをし、前者と後者は口をきかない関係になるということをよく聞きます。

横浜の私の町では前者は後者を批判しませんが、新しい狭小住宅の建設計画が判明するとその建設に対して反対運動が起こります。
すると後者は前者と考えの相違を知り、自分が批判されていると感じます。
そして口をきかなくなるようです。

横浜市が、しっかりと住環境の改善を考えて、条例を整備し、住宅基準、町基準、助成制度を設けるといいのですが、この種の基準について町の人々の意向を尊重するような無責任な姿勢を示すため私の町は苦悩しています。

大半の人々は法的効力のある地区計画を望んでいますが、反対派が無視できない大きさになってしまったため町内会では意見集約がなかなかできない状態です。
年月がたてばたつほど狭小住宅が増えますから意見集約はどんどん困難になります。

狭小住宅でない住宅を造ろうとするとここでは6千万円以上かかります。
土地の価格が高いことが問題です。
土地代が4千万円以上もします。

1980年代のバブル期は中央政府は土地の高騰を放置しました。
1990年代のバブル崩壊後は中央政府は何と土地価格の下落を防いできました。
銀行を助けるためでした。
住宅を造る人のことなど考えませんでした。
横浜市も臨機応変の対応をとりませんでした。
その結果狭小住宅が増えました。

言ってみれば後者は政府の悪政の犠牲者です。
そして住宅基準や町基準で町の人間関係に苦しむ前者も政府の悪政の犠牲者です。