「前立腺肥大症」の方から鍼灸治療についての問い合わせがありました。
鍼灸治療は「前立腺肥大症」に効果があります。
東洋医学的には「前立腺肥大症」は「二陰の病」に含まれ「腎の病症」の一つとされています。
「二陰」とは前陰が生殖器と小便口を指し、後陰とは肛門を意味していますので「前立腺肥大症」は前陰の病ですね。
「前立腺肥大症」の方は腎虚証であることが多いので「腎虚証」について簡単に説明してみたいと思います。
「腎虚証」とは「腎」が虚している状態のことですが東洋医学の「腎」と西洋医学での「腎臓」とは異なります。
東洋医学では「腎」は
①精を蔵する
②津液を主る
③骨を主る
④髪に反映する
⑤耳と二陰に開竅する
⑥液は唾である
⑦志は恐驚である
⑧納気を主る
⑨腎は五臓の本
⑩腎は先天の本
⑪腎は腰の府
とされています。
具体的に例を挙げると、腎の気が弱まると頻尿・尿閉・生殖器関係の異常・慢性疲労・体温低下・月経異常・不妊症・ED・浮腫・腰痛・腰膝のだるさ・耳鳴り・難聴・白髪・脱毛などの症状が起きることがあります。
当院の「前立腺肥大症」の具体的な治療については先ず「積聚治療」で虚している「腎の気」を補い、それから標治法で治療しますが直接「前立腺」に鍼を刺すことはありませんのでご安心ください。
標治法では関元・中極・曲骨・殷門・風市等の反応のある経穴を使用し、ビワの葉灸を併用するとより効果が出ます。
鍼灸治療は「前立腺肥大症」に効果があります。
東洋医学的には「前立腺肥大症」は「二陰の病」に含まれ「腎の病症」の一つとされています。
「二陰」とは前陰が生殖器と小便口を指し、後陰とは肛門を意味していますので「前立腺肥大症」は前陰の病ですね。
「前立腺肥大症」の方は腎虚証であることが多いので「腎虚証」について簡単に説明してみたいと思います。
「腎虚証」とは「腎」が虚している状態のことですが東洋医学の「腎」と西洋医学での「腎臓」とは異なります。
東洋医学では「腎」は
①精を蔵する
②津液を主る
③骨を主る
④髪に反映する
⑤耳と二陰に開竅する
⑥液は唾である
⑦志は恐驚である
⑧納気を主る
⑨腎は五臓の本
⑩腎は先天の本
⑪腎は腰の府
とされています。
具体的に例を挙げると、腎の気が弱まると頻尿・尿閉・生殖器関係の異常・慢性疲労・体温低下・月経異常・不妊症・ED・浮腫・腰痛・腰膝のだるさ・耳鳴り・難聴・白髪・脱毛などの症状が起きることがあります。
当院の「前立腺肥大症」の具体的な治療については先ず「積聚治療」で虚している「腎の気」を補い、それから標治法で治療しますが直接「前立腺」に鍼を刺すことはありませんのでご安心ください。
標治法では関元・中極・曲骨・殷門・風市等の反応のある経穴を使用し、ビワの葉灸を併用するとより効果が出ます。