当院では「不妊症」の鍼灸治療に取り組んでおりますが、「不妊症」だけではなく婦人科系の症状全般も治療しております。
今日は不正出血が止まらないとのご相談を受けました。
東洋医学的に考えると、五臓の一つに「脾」がありますが、「脾」の働きの中に「統血を主る。」機能があり「脾気」の持つ固摂作用で血脈を運行している血が必要以上に脈外に漏れ出さないようにしていますが、「脾」が弱まり「脾の気」が衰え「脾虚」になると、出血、血便、血尿、不正出血などが起きる事があります。
腹診すると胸脇苦満があり腹部全体が硬く、「脾陰虚」より一段階と進んだ「脾陽虚」であると判断して治療方針を立て治療をしました。
治療は刺さない鍼を使用する「積聚治療」を本治法として用い先ず「脾虚」を補い、補助治療として命門・中脘・気海と三陰交・営池四穴を用いました。
営池四穴は唐代の医学書「備急千金要法」に記載されている鍼灸処方の一つで「婦人の下血漏赤白(異常な出血、帯下)。」に効果があるとされています。
今日は不正出血が止まらないとのご相談を受けました。
東洋医学的に考えると、五臓の一つに「脾」がありますが、「脾」の働きの中に「統血を主る。」機能があり「脾気」の持つ固摂作用で血脈を運行している血が必要以上に脈外に漏れ出さないようにしていますが、「脾」が弱まり「脾の気」が衰え「脾虚」になると、出血、血便、血尿、不正出血などが起きる事があります。
腹診すると胸脇苦満があり腹部全体が硬く、「脾陰虚」より一段階と進んだ「脾陽虚」であると判断して治療方針を立て治療をしました。
治療は刺さない鍼を使用する「積聚治療」を本治法として用い先ず「脾虚」を補い、補助治療として命門・中脘・気海と三陰交・営池四穴を用いました。
営池四穴は唐代の医学書「備急千金要法」に記載されている鍼灸処方の一つで「婦人の下血漏赤白(異常な出血、帯下)。」に効果があるとされています。